Javaを学ぶと何ができる?入門前に知りたい資格試験&研修(助成金)事情

Javaの資格試験&研修事情

Javaはスマートフォン(スマホ)のアプリやWebサービス、企業の業務系システムを支えています。このようにさまざまなところで利用されているJavaを学ぶことで自分の可能性を広げてみませんか。今回は、Javaが利用されている分野、Javaを勉強する際に必要な事前準備や学習方法、研修(助成金)事情などについてご紹介します。

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目次

Javaが利用されている分野

Javaが利用されている分野

Javaは私たちの毎日の生活を便利にしてくれるプログラミング言語です。しかし、普通に生活している中ではJavaを意識する機会は少ないと思います。そこで、Javaがどのように利用されているのか、その実例をここでご紹介します。

Webサービス

さまざまなWebサービスがJavaで開発されています

Javaはインターネットとの親和性が高く、TwitterやAmazon、YouTubeなどのさまざまなWebサービスがJavaで開発されています。また、Javaは実行スピードが速く、大規模なWebサービスやWebシステム開発にも向いています。

アプリ開発

ほとんどのAndroidアプリJavaで開発されています

現在公開されているAndroidアプリのほとんどはJavaで作成されています。Java以外の言語で開発することも可能ですが、既存のライブラリ資産を活かせるJavaのニーズは依然として高い状況です。Windowsアプリ開発からAndroidアプリ開発にシフトする企業もあります。

業務系システム

顧客情報管理や営業支援のための業務系システムといった、個人情報や機密情報を守る高いセキュリティーレベルが要求される分野でもJavaは活躍しています。
また、銀行などの金融機関で利用される基幹系システムもJavaで開発されています。例えば、楽天銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行のシステムはJavaでできています。24時間365日、安定して稼働することが前提の基幹系システムにJavaは必要不可欠です。

家電製品

家電製品の制御システムにも用いられるJava

Javaは、家電製品を制御するために作られたOakというプログラミング言語が前身になっています。JavaはOakの性格を引き継いでおり、現在は洗濯機や冷蔵庫、テレビといった家電製品向けのプログラムなどがJavaで書かれています。

身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる「IoT(モノのインターネット)化」が進む中で、Javaは外出先から自宅の家電を遠隔操作できるIoT家電を支えています。

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Javaのスキルアップに役立つ試験

Javaのスキルアップに役立つ試験

Javaには初心者からJavaシステムの開発を行っているエンジニアまで、それぞれに応じた試験が用意されています。試験を受けることはJavaのさらなるスキルアップに役立つだけでなく、合格することができれば自分の自信につながります。ここでは、Javaの試験をいくつかご紹介したいと思います。

Oracle Certified Java Programmer(Bronze/Silver/Gold)

Oracle Certified Java Programmerは、Javaの開発元であるOracle社がJavaプログラミングのスキルを認定する試験で、Bronze、Silver、Goldの3つのレベルがあります。

Bronze

Bronzeは最も難易度が低く、Java入門レベルの内容が試験範囲となります。Javaを学び始めた方におすすめしたい試験です。オブジェクト指向の基本的な考え方、クラスの定義とオブジェクトの生成、継承とポリモフィズムなどについて出題されます。

Silver

Silverは、上級者の指示の下でJava開発が可能なレベルを対象としており、初級Javaプログラマーに最適な試験です。Javaの基本文法はもちろん、例外処理やAPIに関する問題が出題されます。

Gold

最も難易度が高いGoldは、システム開発における仕様を正しく理解し、独力で機能実装ができる中上級プログラマーが対象となっています。ファイルの入出力、ジェネリクス、コレクション、ラムダ式などについて出題されます。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験

Javaに関する基本知識とともにプログラムの作成能力を認定する試験がJavaプログラミング能力認定試験です。自分のコーディングスキルを確かめたい、第三者にスキルを証明したいという方におすすめの試験と言えるでしょう。

3級ではJavaの基礎知識と簡単なプログラミングができること、2級は小規模なプログラムの作成ができることと、オブジェクト指向を理解していることが認定の条件となります。1級は実際現場で使われているようなプログラムスキルやシステムの運用・保守ができる能力が必要となります。出題形式は3級と2級がマークシートによる筆記試験、1級は筆記試験ではなく、パソコンを使用した実技試験が行われます。

3級では6問、2級では7問が出題されます。1級の出題数は2問と少ないものの、テーマプログラムに対する仕様変更・追加のためのコードの記述を伴うため、スピーディーな解答が求められます。

Android 技術者認定試験制度(ACE)

Android 技術者認定試験制度(ACE)

Android 技術者認定試験制度はアプリケーション技術者認定試験とプラットフォーム技術者認定試験の2つの試験が用意されており、実際に自分の専門に応じたスキル認定が受けられる点が大きな特徴です。Android開発者はもちろん、Javaを用いたWebアプリ開発者やモバイル開発者などを試験の対象としています。

アプリケーション技術者認定試験にはアプリ開発の基本的な知識が問われる「ベーシック」と高度な内容が出題される「プロフェッショナル」があり、プラットフォーム技術者認定試験にはAndroidプラットフォームの基本的な知識を確認する「ベーシック」レベルがあります(ただし、アプリケーション技術者認定試験は2017年12月現在未実施)。

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Javaにチャレンジしたい!何が必要?

Javaにチャレンジするのに必要なもの

Javaによるプログラミングを行う場合は、Javaのインストールと統合開発環境(IDE)の導入が必要です。Javaと統合開発環境は無料で入手できるため、積極的にチャレンジしましょう。

1.Javaのインストール

それではJavaをインストールしてみましょう。OSは同じでも32ビットPCと64ビットPCでダウンロードするファイルが異なるため、事前に使用しているPCが何ビットであるかを確認しておく必要があります。ここでは、実際に手順を追ってJavaのインストールの仕方を見てみたいと思います。

1-1.JDKインストーラの準備

Javaのインストール

Javaの開発環境「JDK(Java SE Development Kit)」をダウンロードします。まずはOracleの公式サイトのJava SEに関するページにアクセスし、ダウンロードタブをクリックしてください。

タブが表示されたら「こちら(USサイト)」のリンクをクリックし、JDK下に表示された「DOWNLOAD」というボタンをクリックしましょう。

OSごとのインストーラリンクが表示されるので、該当するものを選びます。64ビットの場合はx64、32ビットの場合はx86をクリックします。

なお、JDK 9は32ビットに対応していないため、32ビットのPCをお使いの方はJDK 8をダウンロードしてください。

1-2.JDKのインストール

ダウンロードしたインストーラを実行したら、「次へ」をクリックします。画面が移動したら再度「次へ」をクリックしてインストール先を指定します。

インストール先のパスは後ほど設定で必要になるため、メモに残しておきましょう。ここで「次」をクリックすればインストールが自動的に始まります。

1-3.環境変数の設定

Javaを実行するには、JDKのインストールの他に環境変数を設定しなければなりません。

Windows 10の場合は画面左下のWindowsマークを右クリックし、「システム」を選択します。表示された「システムの詳細設定」から「環境変数」をクリックします。
「システム環境変数」のPathを選び「編集」をクリックしてください。

編集画面が表示されたら「新規」をクリックし、インストール時に控えたパスの末尾に「\bin」を付け足して「OK」をクリック。これで環境変数の設定は完了です。

環境変数が正しく設定されているかどうかを確認してみましょう。まずはコマンドプロンプトを開き「javac -version」と入力、実行しましょう。バージョンが表示されればJDKのインストールは成功です。

2.統合開発環境(IDE)の導入

統合開発環境(IDE)の導入

プログラミングの勉強を始めたばかりの頃は、テキストエディターでプログラムを入力、コマンドプロンプトからコンパイルおよびアプリを実行する方法でも間に合うかもしれません。

しかし、プログラムを修正するたびに、コマンドプロントからコンパイルおよび実行をすることは大変です。統合開発環境があれば、それ1つだけでJavaのコード記述はもちろん、コンパイルやテスト、デバッグができるようになります。

Javaの代表的な統合開発環境としては、EclipseとNetBeansの2つがあります。

Eclipse

EclipseはJavaで作られており、軽快な動作が特徴です。ビルド(コンパイルおよび実行ファイルの作成)を手動で実行する手間を省くことができる自動ビルドや、プログラムを修正する際に便利なエラー箇所の表示など、コーディングを支援する機能が備わっています。

NetBeans

Eclipseと並んで有名な統合開発環境がNetBeansです。日本語対応しているため、初心者の方でも安心して使えるでしょう。機能はEclipseに劣らず充実しており、主に大規模なWebサービスやWebシステムの開発に向いています。さらに、プラグインによる機能拡張が可能となっています。

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Javaにチャレンジしたい!どうやって学ぶ?

Javaの資格試験にチャレンジしたいと思っていたり、統合開発環境を利用したいと考えたりしているものの、1人ではなかなか踏み出せないという方も少なくありません。スキルを高めるためにどうやって学んでいけば良いのでしょうか。ここでは独学、スクール、社員研修という3つの学習方法についてご紹介します。

1.独学

Javaの学び方(独学)

お金がかからず、最も手軽な学習方法が独学です。場所や時間を制限されることなく、好きなタイミングで自由に勉強できるというメリットがあります。ただし、学習内容やペースをすべて自分自身で決めなければなりません。また、基礎スキルを身に付けられなかったり、知識が偏ってしまったりする可能性もあります。

長期的な計画を立てて、積極的に学ぶ強い意志がある方には独学がおすすめです。しかし、プログラミング自体が初めてで、何からスタートすれば良いのか見当がつかない方には不向きな学習スタイルと言えるでしょう。書籍やインターネットからJavaについてさまざまな情報を得られる一方、情報が多すぎて迷ってしまうというデメリットもあります。

2.スクール

Javaの学び方(スクール)

一定の費用がかかるものの、確実に技術を習得できる方法がスクールです。場所や時間の制限はありますが、実際の開発現場を知る講師から直接指導を受けることができます。

現場のノウハウに触れられるだけでなく、講師や他の受講生の存在が学習に対するモチベーションを高めてくれる点もスクールの魅力です。「1人で学ぶことに不安がある」「どこから勉強を始めたら良いのか分からない」という方にはスクールでの学習が向いています。

また、スクールではJava以外の講座も開講され、他のITやWebに関する技術を学ぶことができます。将来IT・Web業界で働くことを考えている方は、IT・Webの幅広い内容を学ぶ必要があるため、スクールへの通学を検討すると良いでしょう。

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3.社員研修

Javaの学び方(社員研修)

独学やスクールの他に、最近では社員研修を取り入れる企業も増えています。業務に対する職場全体の意識向上やスキル底上げを図る場合は、社員研修の実施が効果的です。社員研修のコストを懸念される企業も多いと思いますが、国や地方公共団体の助成金制度が利用できます。

どのスクールにJava研修を依頼するか迷ったときは、社員研修の実施実績が豊富なスクールを選ぶことをおすすめします。おすすめする理由は2つあります。

1つ目の理由は、法人を対象とした指導経験を豊富にもつスクールは、助成金申請の手続きに慣れているためです。申請は研修の1カ月前に済ませる必要があり、手続きに時間がかかれば申請が遅れ、研修スケジュールに影響します。しかし、助成金申請のノウハウをもっているスクールに相談すれば、スケジュール通りに研修を実施することができます。

2つ目の理由は、これまでさまざまな研修を行ってきたため、それぞれの企業に合わせた研修を行うノウハウがあることです。研修テーマは同じでも、企業によって研修を実施する目的や研修参加者のレベルは異なります。研修実績が豊富なスクールであれば、各企業の実情に応じて研修のカスタマイズが可能です。

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おわりに

さまざまな分野で活用されているJavaは、今後さらにニーズが高まることが予想されます。「プログラミング言語を学びたいけれど、どの言語にしようか迷っている」という場合はJavaをおすすめします。
独学でJavaを学ぶことも可能ですが、学習に多くの時間が割けない方や、本格的にJavaを学んで就職や転職を成功させたいという方には、スクールで効率良く学ぶことをおすすめします。

インターネット・アカデミーでは、Javaの初心者の方から上級者の方まで、第一線で活躍するプロ講師から自分のレベルに応じた指導を受けられます。社員研修の実績も豊富にありますので、興味がございましたら気軽にお問い合わせください。

試験実施団体

Java SE 8 認定資格(日本オラクル) Javaプログラミング能力認定試験(サーティファイ) Android 技術者認定試験制度(一般社団法人IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会)

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