Webエンジニアとは?Webエンジニアの仕事内容と年収
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- 2022/11/23

皆さんはWebエンジニアに対してどのようなイメージを持っていますか。インターネットを使って情報を得たり買い物をしたりすることが身近になった昨今、WebサイトやWebサービスに関わりたいとWebエンジニアを志望する方も少なくありません。そこで今回は、Webエンジニアの仕事内容や気になる年収についてご紹介します。
目次
Webエンジニアとは?

Webエンジニアとは、WebサイトやECサイトなどで使われるシステムの設計・開発・運用・保守を行うエンジニアです。
インターネットが誕生し、企業や一般家庭向けサービスの提供が始まって20年以上が経過しました。今やインターネットは、私たちの暮らしに欠かすことのできない情報インフラです。 インターネットに関する技術は、日進月歩の勢いで現在も進化しています。Webエンジニアの仕事は技術と切っても切れない関係にあるため、常に知識を最新のものに更新することが求められます。
Webエンジニアは一般的に、複数のプロジェクトを同時並行で、WebプログラマーやWebディレクター、Webデザイナーなど職種を越えて連携して進めます。このため、マルチタスクに抵抗がなく、コミュニケーション能力に自信のある方が有利といえるでしょう。
Webエンジニアの仕事内容

Webエンジニアの主な仕事内容は、Web上で提供されるシステムに特化したプログラミングを行うことです。 例えば、通販サイトでショッピングをしている際に表示される「商品ページの閲覧履歴」や「おすすめ商品」は、Webエンジニアが組んだプログラムによって表示されています。ブログの投稿ページやYouTubeなどの動画サイトの再生ページなども同様です。このように、Webエンジニアの技術はWebサイトのあらゆる分野に活かされています。
次に、Webエンジニアの主な仕事を3つご紹介します。
1.システムの構築
クライアントから提供された仕様書に従ってシステムを構築します。場合によっては、仕様書の内容がシステムに組み込むには現実的ではないこともあります。そのようなときに代案を提案するのもWebエンジニアの仕事です。 また、クライアントから仕様書を渡されるのではなく、自らクライアントにヒアリングをして要望や課題を洗い出し、システムに落とし込むケースもあります。
2.Webサイト制作
仕様書やヒアリング内容に基づいてWebサイトを制作します。Webエンジニアは、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2つに分かれ、それぞれ仕事内容が異なります。
フロントエンドエンジニアは、私たちが目にするWebサイトの画面や、アプリケーションの入力画面などの「目に見える部分」「ユーザーがシステムと接触する部分」のコードを書く作業が担当範囲で、HTMLやCSS、JavaScriptを用います。ユーザーの目に触れる画面を制作するため、デザインやUI/UXの設計まで担うこともあります。 バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)は、Webサイトの画面やアプリケーションの入力画面で入力された情報をデータベースに登録するなど、裏側の処理システムを開発するのが役割です。バックエンドエンジニアの仕事には、LinuxやPHP、Perl、Pythonなどの知識が求められます。
Webサイト完成後、正常に動作するかを確かめ、問題がなければ納品です。しかし、これで仕事が終わりというわけではありません。
3.サイトの保守・その他
勤め先やプロジェクトにもよりますが、Webエンジニアの役割はWebサイト制作だけにとどまりません。中には、Webサイト公開後の保守(メンテナンス)や、SEOなど集客のためのマーケティングなどを一手に担うWebエンジニアもいます。
Webエンジニアを志す方は、Webサイトやアプリケーション開発についてはもちろん、Webマーケティングについても一通り学習しておくことが望ましいです。
Webエンジニアの仕事内容は、先にご紹介した通り多岐にわたります。資格取得に向けて学ぶ際もPHPやLinuxだけではなく、HTMLやCSSなどの周辺分野も一緒に学ぶと理解を深めることができます。幅広い分野を効率よく学ぶには、しっかりとカリキュラムが組まれたWebスクールに通い授業を受けることがおすすめです。 また、Webエンジニアには技術だけでなくコミュニケーション能力も必要です。コミュニケーション能力を駆使して、開発現場とクライアントの折衝を円滑に行うことができれば、開発現場において重宝されるでしょう。
Webエンジニアの年収

それぞれのスキルや経験にもよりますが、2022年時点でのWebエンジニアの平均年収は20代で360万、30代で550万円ほどとされています。
JavaScript、PHP、Pythonなどのプログラム言語を習得し、Linux、Apache、MySQLなど複数の開発環境に対応することができると、年収など待遇アップの可能性を高めることができます。
これらの能力を客観的に示す方法として、「PHP5技術者認定試験」や「Linux技術者認定試験(LinuC)」といった資格があります。Webエンジニアへの就職・転職を検討中の方はもちろん、現在Webエンジニアとして働いている方のスキルアップにもおすすめです。
おわりに
今回はWebエンジニアの仕事内容と年収についてご紹介しました。Web・IT業界では技術が日々進歩しているからこそ、常に最新の情報をキャッチアップし、スキルアップに熱心で幅広い業務に対応できる技術者は、現場で重宝されます。
インターネット・アカデミーは、日本初のWeb専門スクールであり、母体のWeb制作会社が培った実践的なノウハウをカリキュラムに取り入れています。Webエンジニアとして必要なスキルはもちろんのこと、実際の現場で役立つノウハウも同時に身につけることができます。お客様のニーズに合わせて授業形態やコースをカスタマイズすることも可能です。無料体験レッスンや個別相談を随時行っていますので、Webエンジニアを目指している方は、ぜひ一度お気軽にご連絡ください。
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