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今さら聞けない第四次産業革命とは?仕事はどうなる?

  • 2024/02/29
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人類の歴史のうえで、技術の発展は大きな影響を与えてきました。そして再びテクノロジーが変革を遂げる現代は、第四次産業革命のさなかだといわれています。そこで、第四次産業革命とはどのようなことを指しているのか、私たちの今後の生活を絡めながらお伝えします。

AIちゃん
AIちゃん

最近の技術の発展はすさまじい速度で、新しい言葉を覚えるのも大変です...

有村先生

今は第四次産業革命が起こっていると言われています。どのようなものなのか、見ていきましょう!

目次

第四次産業革命とは?

現代の技術の進歩は「第四次」の産業革命だと言われていますが、そのまえに産業革命の歴史をたどってみましょう。

第一次産業革命~第三次産業革命

第一次産業革命は18世紀ごろから始まった、蒸気機関の発達です。それにより自動化が進み、機織などの生産が容易になりました。

19世紀後半におこった第二次産業革命では、電力や重化学が発展し、機械製品など大量生産に繋がりました。特に自動車の発達により、人の移動を劇的に変容させました。

20世紀後半の第三次産業革命では、コンピューターや通信技術が発達し、情報化社会が訪れました。携帯電話やスマートフォンの普及や、インターネットの一般化などがありました。

第四次産業革命

第四次産業革命では、通信技術のさらなる向上やAI(人工知能)、データ解析の発達によって、IoT(モノのインターネット)など高度情報社会が到来しました。これにより、格段に多くの業務や生活が自動化・高速化していくと言われています

また、第四次産業革命と関連して「Web3.0」や「Society5.0」というキーワードもあります。どちらも急速に発展するIT技術を背景として生まれた、今後の社会を表している言葉です。別記事にて詳しくご紹介していますので、よろしければご覧ください。

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Web3.0とは?その特徴とWeb2.0との違いを紹介!

私たちの暮らし・仕事はどうなるの?

第四次産業革命により、私たちの生活は格段に豊かになりました。しかし、生きていくために必要な仕事の場面で、大きな変化が起こっているのを知っていますか?。第四次産業革命により、職業は大きく変わると言われています。

象徴的な言葉として、「第四次産業革命により、数年で8000万件の仕事が消失する一方で9700万件の新たな仕事が生まれる」という、2020年の世界経済フォーラムの年次総会ダボス会議で打ち出された予測があります。

この大きな変革のなか、どのような仕事が引き続き必要とされ、または無くなり、そして生まれていくのでしょうか。

消えると予測される、単純作業と専門職

第四次産業革命で消えると言われているのは、単純な仕事や判断する専門の仕事などです。事務やコールセンターのように、決まった作業はAIやロボットの得意分野です。最近では、機械音声を使った自動コールセンターなどもできています。飲食業界にもその潮流があり、大手外食チェーン店では、配膳ロボットの導入が進んでいます。

また驚くことに、医師や弁護士などもビッグデータの解析などにより、AIが人間より正確な分析ができるようになりつつあると言われています。

続く・生まれる職業

一方で、第四次産業革命のなかで新たに生み出される職業も多くあると言われています。

続くもので代表的なものはクリエイティブ産業で、芸術や娯楽などの文化にかかわる職業です。クリエイティブな産業が廃れる可能性は低いと予想されており、自身のスキルやセンスを磨いて稼ぐことができます。また、対人コミュニケーションを必要とする職業も続くと見られています。作業ではなく、人のメンタル面にかかわる仕事は、AIなどに代替される可能性は低いと考えられています。

また一方、労働市場で需要が高まると予測されるのが、テクノロジーを利用する側の仕事です。AIなどの技術はあくまでツールですから、使う側がいて初めて能力を発揮することができます。補助ツールが蓄積・発展したことにより、使い方を身につけることができれば従来より簡単に使用することができるようになりました。しかし、多くの需要があるものの、対応できる人材が不足しているのが現状です。

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今後も働き続けるためには?

事務職や飲食といった、なくなると言われている職業に就いているなどと、今後のキャリアに不安がある場合はどうすればいいのでしょうか。その場合は、思い切ってリスキリングをしてみるという手段もあります。

リスキリングとは、新たなスキルを獲得することです。2022年10月に政府が5年で1兆円を投資するという方針を示して以来、話題になっています。リスキリングが公に推奨されているなか、新たなスキルを身につけ、IT産業などの需要が増えている分野に移るのが賢い選択ではないでしょうか。

国が力を入れる「Reスキル」

第四次産業革命スキル習得講座(通称「Reスキル講座」)とは、IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座として経済産業大臣の認定を受けた講座です。一定の要件を満たすことで厚生労働省より専門実践教育訓練給付金として受講料の最大70%が支給されます。

有村先生

インターネット・アカデミーは、国内の通学型教育機関で最多の認定数となる全8コースがReスキル講座として認められました!(2024年4月1日時点)

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リスキリングとは?注目の理由は人材不足とVUCA時代のキャリア形成

おわりに

今回は、第四次産業革命についてご紹介しました。日々技術が進歩していくなか、私たちに求められるのは技術に順応し、うまく活用していく力です。多くの仕事が失われると予測されるなか生き延びていくためには、必要なスキルを得る努力が必要となります。

インターネット・アカデミーでは、「AI×IoTエンジニア育成コース」をはじめとした、経済産業省認定の第四次産業革命スキル習得講座が新たに5コース認定され、通学型スクールとして全国最多の8コースの認定講座をご用意しています(2024年4月時点)。

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