4月を待たずに、今すぐWebサイトをスマホ対応すべき2つの理由

2015年3月 5日

昨年12月、このブログでも"「スマホ対応」のスキルが必須になる！？"という記事で、今すぐWebサイトをスマホ対応させないと、Googleの自然検索結果に上位表示できなくなってしまう可能性がありますよ、という記事を掲載しましたが、いよいよGoogleがその判断について公表しました。

Google では、4 月 21 日より、ウェブサイトがモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます。この変更は世界中の全言語のモバイル検索に影響を与え、Google の検索結果に大きな変化をもたらします。この変更によって、検索ユーザーは、クエリへの関連性が高く使用端末にも適した高品質な検索結果を見つけやすくなります。

引用元：Google ウェブマスター向け公式ブログ「検索結果をもっとモバイルフレンドリーに」

4月21日！あと1ヵ月...と思う方もいるかもしれませんが、実は、そんな日付を気にせず今すぐにスマホ対応をやるべき理由が2つあります。

理由１：日付はあくまでも目安

Youtubeで公開されている「English Google Webmaster Central office-hours hangout」では、GoogleのJohn Mueller（ジョン・ミューラー）氏が、「モバイル対応に意識を向けられるように実施日を予告したのであって、4月21日ちょうどに実施しないこともありうる」ということを述べています。

理由２：スマホユーザーのため

Googleアルゴリズムの変更、これは本当に大きな要因です。
でも、それはさておき一番重要なことは、自分が作った（もしくは自分が勤めている会社の）Webサイトへスマートフォンで訪れてくれるユーザーのことを考えて「おもてなし」対応ができているかどうか、だと私は思います。

スマートフォンを使ってインターネットをしているユーザーは、今日本では約3人に1人。それを軽視するわけにはいきません。

まとめ

専用のスマホ対応サイトを作るにせよ、レスポンシブ対応にせよ、相応の時間がかかります。とにかく、先送りせず、早急にユーザー目線に立ったスマホ対応をすることが大事ですね。

また、インターネット・アカデミーに通っている受講生・卒業生の皆さまにとっては大チャンス。なんと言っても、求人数が増えるため、春は就・転職シーズンまっさかり。そんな時期に、アピールできるスキルがあるのは大変強みになります。スマートフォンサイト制作の講座を受講していない！という方は、ぜひご検討を。これからのWebデザイナーには、スマートフォンサイト制作のスキルは、確実に欠かせないものとなります。

ちなみに、スマートフォンでWebサイトを表示した際に、最初はPC版で表示させて、ページの上部に「スマートフォン版はこちら」というボタンを設置しているサイトもありますが、それはスマホ対応しているとはGoogleは見なさないようなので、注意してくださいね。