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はじめてのインド校訪問記 vol. 2 ~日本クオリティをインド低コストで~

2015年5月 4日

研修会の様子

前回に引き続き、はじめて、インターネット・アカデミーのインド校に行った出張レポートをしていきたいと思います。

ちょうど2日前にインド校の支店長である荒川が「世界一のオフショア開発拠点、インド」という記事で書いていたように、インターネット・アカデミーのインド校にはすでに多くのWeb開発者がいて、日々、日本やアメリカからの案件の開発業務を行っています。

今回の出張の目的は、インドにいるインストラクター陣の集合研修会に参加することでした。その具体的な研修内容としては、たとえばオフショア開発において、日本やアメリカからインドに仕事を依頼する際にクライアントの要望やシステムの仕様などの伝達をよりスムーズにするための方法や、クライアントが求める品質レベルに関しての共有などを行いました。

ここ最近では、日本でも「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサービスが普及してきていますが、これらの中には、オフショア開発拠点を持っている海外の制作会社が登録しているパターンも多くあるようです。つまり、Webサイト制作を行う上で、制作コストの安いインドやフィリピン、ベトナムといった国の制作者と仕事をする機会というのが確実に増えてきているということです。

そんな中で、よく聞く話としては、「日本に比べて品質が低い」、「文化の違いによる問題が生じる」、「現地の祝日に気づかなかった」など、なかなかオフショア開発が上手くいかずに困っている人が多いようです。

そこで、インターネット・アカデミーでは、日本やアメリカのクライアント側に日本人がいることはもちろん、インド側にも支店長の荒川をはじめ、日本人が駐在していて、日々、日本の制作品質管理と、インドのプログラマのスキルを融合できるように対策を練っています。

私は、今回の研修会の中で、ニューヨークのマーケットやW3Cからの最新技術動向の共有や、日本やアメリカで求められる品質レベルに関しての話の共有をしました。逆に、世界各地から技術情報が集まっているインドの地ならではの、世界のITビジネスにおける最新情報を得ることもできました。これからも、日本 - インド - アメリカに拠点があるメリットを活かして、世界の情報を集めた教育サービスと開発サービスを提供していきたいと思います。

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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