七夕は縦書きレイアウトで願いを込めよう

2015年6月21日

インターネット・アカデミーでは、7月7日(火)に「縦書きレイアウトのWebコンテンツ実践セミナー　～七夕の短冊を作ろう～」を実施します！

今回のセミナーは、企業のWeb担当の方、制作会社にお勤めの方であれば、どなたでもご参加いただくことができます。講師には、インターネット・アカデミーの鈴木先生の他、企業のWeb担当の方、総務省や大学講師、Webにおける縦書きレイアウトに積極的に取り組んでいる企業など大変豪華な方々をお招きしています。

縦書きレイアウト技術とは

現在のWebブラウザやWebサイトでは、「横書き」が一般的であり、日本、台湾などで使われている「縦書き」をテキストで表現することが容易ではない状況にあります。しかし、アジアの文化を正しく世界に広めたり、日本のコンテンツを発信していくためには、デジタルにおける縦書きのレイアウトの表現技術の開発と普及を行っていくことが必要です。

総務省では民間企業団体とタッグを組んで「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」を立ち上げ、縦書きレイアウトの国際標準化に向けて活動をしています。電子書籍においてはEPUB、WebにおいてはCSSの部分で縦書きレイアウトの標準化や実装開発が進められており、W3Cに対し縦書きレイアウトの国際標準化提案も同団体をはじめとするところから積極的に声が上がっている、というのが現状です。

縦書きレイアウトの表現手法がアジア独自のものではなく、世界で認められて普及すれば、多くのコンテンツ事業に、そして日本のWeb技術の歴史に大きな影響を与えることは間違いありません。

セミナーの後半には、七夕にちなみ短冊をデザインした縦書きWebコンテンツを作成するハンズオンイベントもあり、大変ためになるはずですので、ぜひ興味のある方はお誘いあわせの上、ご参加ください！