収入UPの転職を目指す方へ

Web資格のオススメ5選!Web業界への就職に役立つ資格はこれ!

  • 2024/07/22
web_qualification_work

一口にWeb資格と言っても、たくさんの資格が存在しているため、どの資格が今後の自分に必要なのか、わかりづらいかもしれません。今回は、数あるWeb資格の中でもWeb業界への就職や転職で役立つ資格を5つご紹介します。Web業界への転身やさらなるキャリアアップのために資格取得をお考えの方は、ぜひご一読ください。

AIちゃん
AIちゃん

Web制作系の資格ってたくさんあるけど、どの資格を受ければいいのかな?

目次

Web資格取得のメリット

まず始めにWeb・IT業界で働くにあたり、資格を取得することのメリットを簡単にご説明します。
業界や分野に限ったことではありませんが、資格を持っていれば個人の能力を客観的に証明することができます。就職・転職の面接時に、資格があることで知識や技術を証明する良いアピールになりますし、採用担当者も人材一人ひとりのITスキルを判断しやすくなります。特に昨今では、職種や業種に関わらず、企業や業務内容に応じて求められるITスキルは多様化しています。
そのため、自分の能力を正しく証明する上で、Web資格の取得は必携と言っても過言ではないのです。

Web制作系のおすすめ資格3選

Web制作系の資格には、Webサイト制作にあたって必須のソフトであるPhotoshop・Illustratorのスキルを証明するものや、Webサイトの運営・管理などの知識を問われる資格があります。この分野のWeb資格は、Webに関わる仕事をするにあたって、どのような職種であっても役立つと言えるでしょう。

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナル(旧アドビ認定アソシエイト)」は、Photoshop・Illustrator・InDesign・Creative CloudなどのAdobe製品に対して一定の知識を持つことを認定する資格試験です。開発元のアドビ株式会社が主催する資格試験であり、合格した暁には海外でも通用する国際的な資格が付与されます。また、ブラウザ上から受験する形式を採用しているため、気軽に受験しやすいことも特徴のひとつでしょう。

試験概要

試験科目 Photoshop
⚫︎Visual Design using Adobe Photoshop 2022
⚫︎Visual Design using Adobe Photoshop 2023
Illustrator
⚫︎Graphic Design & Illustration Using Adobe Illustrator 2022
⚫︎Graphic Design & Illustration Using Adobe Illustrator 2023
Premiere Pro
⚫︎Digital Video using Adobe Premiere Pro 2022
⚫︎Digital Video using Adobe Premiere Pro 2023
試験時間 1科目50分
試験日程 毎月複数回開催
受験料 ⚫︎一般:10,780円(税込)
⚫︎学割:8,580円(税込)

上記の6科目うち、合格した科目に対応する製品に対して認定が受けられる仕組みです。ちなみに合格基準は非公開となっています。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、W3Cが策定する仕様に準拠したマークアップスキルを測定する資格試験です。W3Cとは、Web業界で世界最高位の団体であり、Webサイト制作に必要な技術開発とその標準化を行っている団体です。

この試験にはスタンダードとエキスパートの2種類があり、スタンダードは初心者や中級者向け、エキスパートは既にWebクリエイターやWebディレクターなどの職業に就いている上級者向けの試験となっています。

試験概要:スタンダード

実技問題
試験内容 HTML5の変換、HTML・CSSの作成など
試験時間 70分または60分(受験方式による)
合格基準 得点率65%以上
受験料 6,100円(税込)

試験概要:エキスパート

実技問題 知識問題
試験内容 HTML・CSSの作成、JavaScriptの読み込みなど Webサイトに関する知識
試験時間 110分または90分(受験方式による) 20分
合格基準 実技と知識の合計で得点率65%以上
受験料 7,700円(税込)

どちらの試験でも、Internet Explorer、Chrome、Firefox、Safariなどといったマルチブラウザに対応した問題が出題されるため、資格試験対策の勉強を通じて実践的なWebサイトの制作能力を身につけることができます。また試験は各試験会場が設定した日程で随時実施されています。また学習時間の目安はスタンダードで24時間、エキスパートで38時間とされています。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Web業界唯一の国家資格で、Webサイト制作に必要な知識やスキルを問う試験です。試験は1級から3級まで3つのレベルに分かれており、1級を目指すには、3級から順に合格する必要があります。 試験では、ウェブデザインの技術、サイトの運営・管理などを学科試験と実技しけんの両面から評価されるため、資格を持つことでWebサイト制作に直結するスキルを持っていることを客観的に証明することができます。
そのため、Web業界への就転職をお考えの方や、Webに関わる仕事でキャリアアップをお考えの方には非常におすすめの資格と言えます。

試験概要:学科試験

1級 2級 3級
試験内容 インターネット概論、WWW法務、ウェブデザイン技術、ウェブサイト設計・構築・運用・管理技術、安全衛生・作業環境構築など
試験時間 90分 60分 45分
合格基準 100点満点中70点以上
受験料 8,000円(非課税) 7,000円(非課税) 6,000円(非課税)

(国家資格のため、受験料には税金がかかりません。)

試験概要:実技試験

1級 2級 3級
試験内容 ウェブサイト設計・計画、ウェブサイトデザイン、ウェブサイト運用管理 ウェブサイトデザイン、ウェブサイト運用管理
試験時間 240分 120分 60分
合格基準 100点満点中70点以上(ただし各作業分類において配点の60%以上をとること)
受験料 25,000円(非課税) 16,000円(非課税) 4,000-8,000円(条件により上下、非課税)

(国家資格のため、受験料には税金がかかりません。)

学科試験と実技試験の両方に合格すれば合格証書が発行されます。2級・3級試験は年に4回、1級試験は年に1回開催されます。

関連記事

Webデザイナー唯一の国家資格!ウェブデザイン技能検定とは?

Webマーケティング系のおすすめ資格3選

多くの企業でWebのビジネス活用が進んでおり、企業内のWeb担当者としても、実践的なWebマーケティングの知識やスキルを求められるようになってきました。この章では、そんなWeb担当者の方にお勧めのWebマーケティング系の資格を2つご紹介します。

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Googleアナリティクス個人認定資格は、「Google アナリティクス」の公式認定資格です。Googleアナリティクスは、Webサイトにアクセスするユーザーの行動を視覚化し、分析するためのツールです。無料で使用を開始することができるため、多くの企業が、導入しています。この資格試験のための対策を行うことで、Google アナリティクスに対する理解を深めることができるだけでなく、 Google 発行の個人認定証を提示して自身の実績を示すことができます。
そのため、クリエイター、マーケッター、Web担当者など、制作現場に携わるすべての方にお勧めの資格です。

試験概要

試験内容 プランニングと仕組み、設定と管理、コンバージョンとアトリビューション、レポートなど
試験時間 90分
合格基準 得点率80%以上(56問以上正解で合格)
試験日程 365日24時間いつでも受験可
受験料 無料

Google 広告認定資格

Google 広告認定資格は、Google 広告(AdWords)に関する基礎知識や応用力、実務能力に優れた個人を認定する資格です。この資格があればGoogleが認定するオンライン広告のエキスパートであることを証明することができます。このGoogle 広告認定資格試験は分野ごとに試験が9つに分かれているので、必要な知識に関する科目だけを選んで受験することもできます。

難易度としてはGoogle アナリティクス個人認定資格と同様に高めではありますが、Web担当者としてはぜひ取得しておきたい資格の1つです。

試験の種類と内容

検索広告 Google検索キャンペーン、スマート自動入札などに関する知識
ディスプレイ広告 Googleディスプレイ広告でのデジタルマーケティング戦略立案
動画広告 YouTubeと動画広告に関する知識
AIを活用したショッピング広告 ショッピング広告に関する知識
アプリ広告 アプリキャンペーンの作成から最適化、活用に関する知識
測定 計測や指標に関する知識
クリエイティブ Googleディスプレイ、動画、アプリ広告のクリエイティブに関する知識
オフライン販売促進 Google広告を使い、オフラインで販売促進する知識
AIを活用したパフォーマンス広告 Google広告におけるAIの活用に関する知識

試験概要

試験概要は全9種類共通です。

試験時間 75分
合格基準 得点率80%以上
試験日程 365日24時間いつでも受験可
受験料 無料

Web資格取得のためにスクールに通うことをおすすめするワケ

ここまでで、就職に有利な資格をご紹介してきましたが、資格の有無のみが就職の合否を左右するわけではありません。Web制作現場においては、知識だけでなく、実際に手掛けたWebサイトやデザインなどの制作物によって、実力が評価されるためです。しかし、自身のスキルの確認や、客観的に知識を証明する上では、資格を取ることは大いに有効と言えます。

Web系の資格取得はもちろん、制作スキルまで高めて実践力を養いたい、より就転職に強い人材を目指したいという方は、Web・ITを専門とするスクールに通うことがおすすめです。ご自身が習得したいWeb資格の対策はもちろん、就職・転職を見据えたオリジナルのWeb作品の制作をサポートしてもらうことができるからです。特に、各種資格を運営している団体からの認定を受けているスクールであれば、学習環境が整っていることや、資格取得者数の実績が多いということでもありますので、スクール選びの際の参考にするとよいでしょう。

まとめ

数あるWeb資格の中から、実際の業務に役立つ5つの資格をご紹介しました。
これらの取得により、さらなるキャリアアップや、自身の活躍の場を広げることもできます。

そして、取得したい資格が決まれば、あとは勉強あるのみです。
スクールに通えば、資格を保持したWeb専門の講師が教えてくれるので、理解をしながら確実に勉強を進めていくことができますし、短期間で効率よくスキルや知識を身に付けることができるでしょう。

日本初のWeb専門スクールであるインターネット・アカデミーでは、皆さんのWeb資格取得や就職・転職のためのサポートを行っております。母体がWeb制作会社のため、現場で必要とされるスキルを効率よく学習することができます。また、日本国内の教育業界で唯一のW3Cメンバー企業でもあるため、Webサイト制作の最新かつ正しい情報を学ぶことができます。

資格取得や就職・転職のために何から始めたらいいかわからないという方や、Web業界でさらなるキャリアアップを目指したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

関連記事

【2023年最新版】今取得すべきIT資格とは?国家資格を分野別にご紹介【エンジニア向け IT資格】取得しておきたい資格5選!【初心者向け IT資格】取得しておきたい資格3選!

Webサイト運用とマーケティングのノウハウを学ぶ

Web担当者コース

Webサイトの運用に必要な制作まわりの知識やスキル習得はもちろん、Webマーケティングの実践的な運用の知識を身につけて集客対策も行えるようになります。Web担当者に必要なスキルを習得するコースです。

相談してコースを選びたい方はカウンセラーに無料で相談

カウンセラーに無料で相談

※無理な勧誘は一切ありません

無料で相談してみる