【初心者入門編】APIとは?知って得する Web APIの使い方
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- 2023/04/05
インターネットを利用していれば、APIという単語を目にしたことはあるでしょう。しかし、どのようなものであるかよく分からない方も多いのではないでしょうか。最近のスマホアプリ開発やWebサイト構築において、Web APIは重要な役割を果たしています。今回はAPIの概要とWeb APIの使い方についてご紹介します。
「APIを入手」など、SNSを利用しているとよく目にするキーワードですね。一体、どのような役割があるのでしょうか。
目次
APIとは?
APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略語であり、「ある1つの機能に特化したプログラムで共有可能なもの」や「ソフトウェアの機能を共有する仕組み」のことです。使いたいがAPIとして用意されていれば、複雑なプログラムを組む必要はありません。必要に応じてAPIを利用し、効率的に開発を進められます。
Web APIの場合、プログラムはWeb上に公開され、外部から呼び出して利用します。さまざまな分野でWeb APIが公開されていますが、Web APIの多くは無料で利用が可能です。
例えば、APIで他社サイトから最新情報を取得できれば、自分のWebサイトやアプリに新たな機能を追加し、サービスを向上させることができます。近年はスマホアプリに求められるレベルも高くなっているため、アプリ開発においてWeb APIを利用するケースが一般的になっています。
Webスプレイピングとの違い
Webスクレイピングとは、Web上のデータを抽出することです。どちらも、インターネット上から情報を得ることですが、Webスクレイピングは非公式でプログラムを組む必要があり、また禁止しているWebサイトも一部ある一方、APIは公式に提供されているもので、簡単に、そして下記実に利用することができます。
Web APIの例
では、Web APIはどういった用途で使用されているのでしょうか。具体的なWeb APIの活用例としては、Google MapsのAPIを利用してWebサイトに最新のマップを表示したり、マップを活用した新しいアプリを開発したりすることが挙げられます。
また、大手ネット通販サイトを運営するAmazonのAPIを利用すれば、自身のWebサイトで最新の売れ筋や価格の表示などが可能です。
その他にもさまざまなAPIが公開されており、自身のWebサイトに彩りを与えられるだけでなく、Webを経由しているので最新情報を取得できる点もWeb APIを利用するメリットです。
従来のブログやWebサイトで使われているブログパーツやプラグインと同様、数多くのWeb APIが公開されています。Web APIを組み合わせれば、アイデア次第で斬新なWebサイトやアプリを開発できる可能性を秘めています。
SNS連携もAPI?
2023年2月、TwitterがAPIを一部有料化すると発表し話題になりました。Twitterでは、「診断メーカー」やログイン認証など、外部アプリと連携できるようになっています。その反面、実体のないbotやスパムが横行していました。その対策として、APIを有料化することとしたと見られています。
有料版APIでは、月額100ドルで今までの機能とAdsAPIを利用することができるようになります。また無料APIも用意され、ツイート数の制限があるものの、ログイン認証など基本的な機能は利用できるようです。
Web APIの使い方と活用法
Web APIの使い方
自分のアプリケーションからWeb APIを利用する際は、一般的にはWeb APIを提供する企業のWebサイトから利用登録を行い、APIキーを取得します。そして指定されたURLにリクエストを送信する(URLにアクセスし、キーワードなどを指定する)機能を自分のWebサイトやアプリに実装すれば、Web APIを利用できます。
Web APIを楽しむ・活用するには
Web APIの仕組み自体はシンプルですが、「普段パソコンですることといえばブログやSNSくらい」という方の場合、使いこなすことは難しいでしょう。Web APIはWebを介してAPIを呼び出すため、HTML5、CSS、JavaScriptの知識が前提とされます。
HTMLやCSS、JavaScriptは、Web技術の国際規格を定めるW3Cという団体が技術開発を行い仕様を定めています。 Web専門スクールのインターネット・アカデミーは、教育業界で唯一のW3Cメンバーです。さらに母体がWeb制作会社のため、どこよりも正確に、かつ現場で使えるHTML5やWeb APIの知識を学ぶことができます。 また、スクールを通してWebやIT業界の技術動向などの最新情報が手に入るというメリットもあります。
おわりに
Web APIはさまざまなWebサイトやアプリで利用されている身近な技術ですが、有効活用するためにはHTMLをはじめとするWebの知識が必要とされます。独学でWebについて学ぶこともできますが学習すべき内容が多いため、しっかりとカリキュラムが組まれたスクールで学んだ方が効率的です。WebサイトやアプリからのWeb APIの利用をお考えの場合は、Webが学べるスクールに通うことをおすすめします。
インターネット・アカデミーでは、HTMLに関するノウハウをイチから学ぶことが可能です。無料カウンセリングを毎日開催していますので、Webに興味をお持ちの方はお気軽にご参加ください。
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API、よく聞くけどなんだろう?