【使ってみた】Microsoft Bing AIで次世代検索! ChatGPTとはどう違う?
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- 2023/05/13

今話題の文章生成AI。与えられた質問に対して、まるで人間のように回答する技術に驚いている方も多いでしょう。今回ご紹介するMicrosoftのBingは、生成AI(ジェネレーティブAI)を活用したサービスのなかでも強力なものと評判です。どのような機能があり、どういった点で優れているのでしょうか。

従来は言葉で表すのは難しい「検索が難しいもの」がありましたが、AIの導入で今までより簡単に検索ができるようになりました。
目次
Microsoft Bingとは?
Microsoft Bingは、米Microsoft社が提供している検索エンジンです。
検索エンジンとしてBing自体は以前から存在しますが、最近AIチャットボットが追加され、注目が集まっています。というのも、MicrosoftはChatGPTを開発した米 Oprn AI を傘下にしており、ChatGPTの技術をBingに取り入れることができたからです。
BingのAIチャットにはどのような強みが?ChatGPTとの違い
検索エンジンであるBingに搭載されているAIチャットは、ユーザーから聞かれた質問に対して世界中のWebサイトを参照して生成した文章で回答します。
最大の特徴は検索にすぐれている点です。今までの検索とは違い、人と会話するような文章で検索ができるだけでなく、数多くのWebサイトから適切だと判断された情報を抜き取って簡潔に教えてくれます。
一方、ChatGPTはWeb検索に対応していません。ChatGPTの学習データを利用した「もっともらしい」回答しかできないため、学習データにない質問はでたらめに回答してしまいます。
BingのAIチャットを使ってみました!
実際にMicrosoft Bing AIを利用してみました。比較対象としてChatGPTも利用しました。一体どのような違いが出たのでしょうか?今回は「インターネット・アカデミー」について、BingのAIチャットとChatGPTに質問を投げ掛けてみました。下の画像はそれぞれの回答です。


BingのAIはWebサイトを参照しているため、正確な情報を出力できました。一方、ChatGPTは外部データを参照していないため、「アカデミー」から予想される内容を書き連らねているだけです。「コミュニケーションアビリティ株式会社」が運営しているという誤った情報も出力しています。
このように、Microsoft BingのAIチャットは現在の文章生成AIが持つ弱点である「情報ソースの不足」を、多くのWebサイトを利用することにより解決しています。
おわりに
ChatGPTをはじめに、AI検索の競争がますます激しくなっています。今後どのようにAIは進化をしていくのでしょうか。
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検索までAIがやってくれるの?