HTML5.1、いよいよW3C勧告として公開
2016年11月 6日
2016年11月1日に、W3CがHTML5.1をW3C勧告として公開しました。4月にW3CのWebPlatformワーキンググループが発表したロードマップでは、2016年の9月に勧告を、という目標であったため、若干の遅れが発生したことになります。
HTML5が勧告されたのが、2014年10月28日のことでしたので、ほぼちょうど2年で5.1へのマイナーアップデートが完了したことになります。この2年ごとにマイナーチェンジというのは、実はHTML5の勧告前からW3C内で予定として組まれていて、次のHTML5.2に関しても予定通りに第一草案がすでに発表されています。
改めて確認をしておくと、W3Cの仕様書が勧告されるまでには、「草案(Working Draft)」→「最終草案(Last Call Working Draft)」→「勧告候補(CR: Candidate Recommendation)」→「勧告案(PR: Proposed Recommendation)」→「W3C勧告(Rec: Recommendation)」という5つのステップがあります。
今後も2年おきのマイナーバージョンアップが予定されていますので、少しずつ、パワーアップしていくHTML5は今後も継続して追いかけていきたいと思います。
ちなみに、HTML5.1で追加された要素や機能については、「HTML5.1は2016年9月に勧告?」にて簡単に触れていますので、こちらも合わせてご確認ください。
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