「ハイブリットワーク」とは?アフターコロナの働き方はどうなる?
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- 2024/02/06
新型コロナウイルス感染症の取り扱いが感染症法上で5類感染症に変更され、私たちの働き方も変化してきています。今回は、私たちの働き方が今後どう変化していくのか、自由な働き方を選択するために身につけるべきスキルをご紹介します。
ハイブリットワークとは、複数の働き方を組み合わせた働き方です。アフターコロナの今、取り入れている企業も増えています。
目次
ポストコロナ→アフターコロナで働き方はどうかわった?
コロナ禍の働き方
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、それまでは当たり前だった対面型の出社を避け、リモートワークを導入する企業が増加しました。総務省によると2019年に20.2%であった導入率は、2021年には51.9%にまで上がったとされています。
アフターコロナの働き方「ハイブリットワーク」
新型コロナウイルスの扱いが「5類」に移行してからは、ハイブリッドワークを取り入れる企業が増えています。
ハイブリッドワークとは、複数の働き方を組み合わせるワークスタイルです。近年主流なのは、オフィスワークとテレワークを組み合わせ、状況に応じて働く場所を選べるようにした働き方です。
『エン転職』ユーザーアンケートによると、5類化後の働き方は「毎日出社している」と答えた人が53%、「完全在宅勤務」と答えた人が19%、「ハイブリッドワーク」と答えた人は19%となっています。この結果を見ると、ハイブリッドワークが導入されていない企業もまだ多いことがわかります。また、同調査のレポートを見ると業種によって働き方が偏っているとも記載されています。
国土交通省の令和3年度|テレワーク人口実態調査によると、業種別のテレワーカーの割合は、「情報通信業」が最も高く74.0%、次いで「学術研究、専門・技術サービス業」が55.4%となっています。
ハイブリッドワークがDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる
企業がハイブリッドワークのために必要な情報へのアクセス、コミュニケーションが円滑に取れる環境を整備することで、従業員はこれまで以上に関係者との情報共有や部署の垣根を越えた協働が行いやすくなります。
ハイブリッドワークの導入には、デジタルの力が必要不可欠です。例えば、Web会議ツールやチャットツール、クラウドストレージといったコミュニケーションツールやコラボレーシ基盤を導入することで、出社組とリモートワーク組間に生じる情報格差を解消し、コミュニケーションの円滑化を図ることが可能です。
こういった「デジタル上でのコミュニケーション」を適切にデザインしていくには、企業のDXへの取り組みが必要です。
需要が高まっている「DX人材」とは?
DXを企業に導入するためには、DX人材の存在が欠かせません。DX人材とは、簡単に言うと、DXを推進・実行していく人材のことです。 経済産業省は、「自社のビジネスを深く理解した上で、データとデジタル技術を活用してそれをどう改革していくかについての構想力を持ち、実現に向けた明確なビジョンを描くことができる人材」と定義しています。
国際経営開発研究所(IMD)が発表した「世界のデジタル競争力ランキング2022」において、日本は63カ国中29位でした。特に「人材/デジタル・技術スキル」は62位と低く、日本におけるIT人材の不足やデジタル技術・スキルの不足が顕著に現れています。
ハイブリッドワークで働くために今、身につけるべきスキルとは?
IT人材の不足が嘆かれてる日本ですが、言い換えるとITスキルを持った人材の需要が高いということです。また先述したように、IT業界は他業種に比べて在宅ワーカーが多いとされています。「在宅で勤務する方が自分にあっている」と思う人にはおすすめの業種です。
未経験でもITエンジニアを目指せる
ITエンジニアは未経験でも目指すことができます。以下で、未経験の方でもなりやすいエンジニアの種類と必要なスキルをご紹介します。
- プログラマー
- システムエンジニア
- フロントエンジニア
- サーバーエンジニア
プログラマー
プログラマーは、プログラミング言語を使ってさまざまなシステムを開発するエンジニアです。
プログラマーは、他のエンジニア職に比べ、基礎的な作業を担うポジションです。顧客と接する機会もはほとんどなく、未経験でも比較的挑戦しやすいといえます。
必要なスキル:プログラミング技術
システムエンジニア
システムエンジニアは、システム開発において企画から納品までを担当するエンジニアです。
顧客と打ち合わせして要望を聞き取り、システムを設計します。プログラマーより上流工程を担う仕事ですが、企業によってはプログラマーとシステムエンジニアの区別がなく、一括りにシステムエンジニアとして募集している場合もあります。
未経験者がシステムエンジニアとして採用された場合は、いきなり仕様書設計などを任されることは少なく、まずはプログラミングから任される場合が多いでしょう。
必要なスキル:プログラミング知識、最新技術のキャッチアップ
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、Webサービスなどのユーザーの目に見える画面部分の開発を担当するエンジニアです。
フロントエンドエンジニアが扱うHTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語は、ほかの言語に比べて初心者の方でも習得しやすい言語です。そのため、未経験からでもチャレンジしやすいと言えます。
必要なスキル:HTML、CSS、JavaScript、SEOの知識、UI/UXデザインスキル
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバー(情報やサービスを提供するコンピューター)の設計・構築・運用・保守を行うエンジニアです。他にもサーバーにトラブルが発生した際のシステム復旧作業も担当します。
サーバーエンジニアは「未経験可」とされた募集が多いため、挑戦しやすい職種です。
必要なスキル:サーバーOS、アーキテクチャ、セキュリティ、クラウド、仮想化などに関する知識が必要
おわりに
今回は、アフターコロナで増えている「ハイブリッドワーク」について、また在宅で働きやすい職種についてご紹介しました。
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ハイブリットワークってどんな働き方なの?