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Webプロジェクトの責任者! Webプロデューサーとは

2015年12月11日

Webプロデューサーとは

インターネットが日常生活に不可欠な存在となった今、経営戦略としてWebやITをどのように活用するかは、企業にとって最も重要なテーマの一つと言っても過言ではないでしょう。 だからこそ、企業のWeb戦略を提案し、深く関わる立場にある優秀なWebプロデューサーのニーズは年々高まっています。 今回はWebプロデューサーについて、どのような仕事を行う職種なのかご紹介します。


Webビジネスを統括する重要な職業

Webプロデューサーは、Webに関わるプロジェクト全体を統括する職業です。 Webサイトの立ち上げから制作、納品は勿論のこと、公開後のサイトのプロモーションやその後の運営にも広く関わります。 では、次にひとつひとつの業務に対する関わり方を詳しく見ていきましょう。

企画

Webプロジェクトの企画立案を行うのは、Webプロデューサーの大事な仕事です。 企業の目的や求める目標をWebプロジェクトを通じて達成できるように、Webサイトやアプリケーションの内容を"プロデュース"することが求められます。 場合によっては、サイトに集客するためのプロモーションやマーケティングの展開なども考えなくてはなりません。 また、誰が、どのような目的で、どのように使うかをイメージした上で、コンテンツの内容やページデザイン、システム開発を制作スタッフとコミュニケーションをとりながら構築していきます。

制作

勤める企業によっても異なりますが、制作作業フェーズの中で、Webディレクターのように進行・管理を行うことにあります。 WebディレクターとWebプロデューサーの区別は曖昧なことも多く、Webディレクターがプロデューサー的な総括役になることもあれば、Webプロデューサーが監督としてディレクションを行うこともあります。

公開後

制作スタッフであれば制作までが仕事ですが、サイトのリリース後をチェックし、効率的な運営がされているか、利益が上がっているかといった運営状況をチェックし、問題があれば対処することもWebプロデューサーの重要な役目です。 サイトのPV(ページビュー)が伸びているかどうか、CV(コンバージョン)数など成果を上げることができているかどうかを、解析ツールを駆使して分析します。 思うように結果が出なければ思い悩む反面、成果が出れば大きなやりがいを感じることができます。


Webプロデューサーのニーズと年収

Webプロデューサーという職種の人材ニーズは、アプリやSNS、スマートフォン等Web市場の幅が広がっているお陰で、年々高まっている傾向にあります。 一方で、完全な未経験から即Webプロデューサーになるというケースは多くはなく、採用の際、企画プロデュース業務の経験や提案型の営業の経験などが求められる場合が多いようです。 一般的には、Webディレクターとして経験を数年積み、そのあとでプロデューサーにキャリアチェンジしていくパターンが多くみられます。

平均年収は、大体400万円から500万円とされていますが、有名な制作案件をもつWebプロデューサーであれば年収1000万円越えも珍しくはありません。 Webディレクターよりも仕事の範囲が広く、責任も大きいため、その分給料もよくなっており、IT業界のクリエイター系といわれる職業の中では最も平均年収がよいとされています。


Webプロデューサーになるには

Webプロデューサーになるために特別な資格は必要ありませんが、幅広いWebに関する知識が求められます。 制作現場での経験やノウハウを知っておくことも、Webプロデューサーを目指す上では重要なスキルと言えます。

インターネット・アカデミーでは、母体がWeb制作会社であるという利点を活かし、今Webプロデューサーに必要とされている現場のノウハウをカリキュラムに盛り込んでいます。例えば「Webプロデューサーコース」は、通常社外秘とされているWeb制作会社のWebプロデュースのノウハウをカリキュラム化しており、Webプロデューサー志望の方には大変好評を頂いています。 また、希望者には制作会社へのインターンのご紹介やWeb制作実践プロジェクト等のサポートサービスを通じ、在学中から現場経験を積んでいくことができます。

本来、現場に飛び込まないと学べないはずの知識やノウハウが、学校で学べるというのは大変貴重なことであり、それが私たちインターネット・アカデミーの魅力だとインストラクター一同自負しています。 興味を持たれた方は、ぜひお問合せくださいね。


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本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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