VRと身体障がい者
2016年7月22日
バーチャル・リアリティー(以下VR)は、身体障がい者の方が、健常者の人と同じような体験が出来るような製品の開発にも使われています。
例えばこちら、日本発の視線追跡型VRヘッドセット『FOVE』は、装着者の眼球の動きを察知することによって、手の不自由な方がピアノを弾くことができたり、寝たきりなどで動けない高齢者が孫の結婚式に実際にいろような感覚を味わったりすることが出来ます。
ちなみに、こちらの「Eye Play the Piano」は、VRクリエイティブアワードで最優秀賞の受賞もしています。
さらに注目すべき点は、このFOVEを開発するプロジェクトは、一般の人々から資金を募る、クラウドファンディングによってサポートされているという点です。1480名にのぼる人々がこのプロジェクトを支援しています。
ハンディキャップを持つ方々のためにこそテクノロジーを生かそうと、多くの人々が協力し合っているのはとても素敵ですね。
関連サイト
- FOVE オフィシャルWebサイト
- クラウドファンディングサイト: KICK STARTER
- 世界初! 日本発の視線追跡型VRヘッドセット『FOVE』は2016年秋発売か
- コロプラがFOVEに出資
- VRクリエイティブアワード 最優秀賞 Eye Play the Piano
- VRゲームを楽しむ 遊びから起こるテクノロジーの進化
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