昨年は5倍以上に増加!? Officeの文章を開いていきなり感染する「マクロ型不正プログラム」とは
2016.10.31

Officeのマクロ機能「VBScript」は、プログラミング言語と言っていいほど性能が高く、自動的にデータを削除したり、自分のコピーを作ることも可能です。 マクロウイルスの多くは、この「VBScript」を悪用し、WordやExcelの文書ファイルを開くだけで様々悪質な操作を実行します。 マクロウイルスがはじめて検出されたのは1995年のことで、今から20年以上前のことです。1990年代のマクロウイルス大流行を受けて、Officeの販売元であるマイクロソフトも対策を実施するようになりました。Office 2007ではマクロ無効化設定がデフォルトとなり、以降ウイルスも廃れていきました。 ところが最近、かつてのマクロウイルス大流行の記憶が薄れたタイミングをはかり、再びマクロウイルスが増えてき




