ロジテックがVR空間でキーボードを使うための開発キットを発表
2017年12月13日
先月11月初旬に、ロジテックがVR空間でのキーボード利用を可能にするSDK、BRIDGEを発表しました。ハイエンドVRヘッドセットであるHTC Viveのブログに、ロジテックのイノベーション&戦略ディレクターのヴィンセントさんが記事を投稿して概要を紹介されていました。
この開発キットは、「Logitech Gゲーミングキーボード」に対して、Vive Trackerを固定するアクセサリー、そして開発者向けの関連ソフトウェアで構成されています。これを使うことにより、キーボードをVR空間に表示することが可能となり、VR空間上でキーボードを見ながら快適にテキスト入力をすることが可能になりそうです。例えば、VR空間で映画を観つつも、急ぎで現実世界のメールを送りたいなんてときは、これまでは、VRヘッドセットを外して、現実世界に戻らなければなりませんでしたが、映画を観ながらもメールソフトをVR空間上で起動して、仮想キーボードでタイピングなんてこともできそうですよね。そうなると、本当にVRの世界の中だけで生きていく人が登場しそうで、素晴らしい未来でありつつも、恐ろしくも感じたりします。
ちなみに、VR内のキーボードは、デザインを変更することも可能であるため、使用するVRアプリに合わせて、空間に自然と入り込めるキーボードを用意できます。まだベータ版で開発中のものですが、本製品として販売が開始されるのが楽しみです!
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