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アップデートされたPhotoshopの「被写体を選択」機能をご紹介!

2018年1月31日

1月24日にAdobeが発表したPhotoshopのアップデートで、「被写体を選択」という機能が追加されました。この機能には、「Adobe Sensei」というAdobeが開発した人工知能が利用されています。

Adobe Senseiは、クリエイティビティ、ドキュメント、マーケティング各分野での数十年の知識を集約し、高解像度画像から顧客のクリック操作まで、何兆ものコンテンツとデータアセットすべてを、統合AI機械学習フレームワークに関連付けています。数百万ものアセットの画像マッチングから文書の意味と感情の解釈、重要な顧客セグメントの詳細な絞り込みまで、すべてAdobe Senseiが解決します。 Adobe Webサイトより引用

今回、搭載された「被写体を選択」機能は、まさに機械学習の賜物といった印象で、画像識別を繰り返して、写真の中の何が被写体なのかを判別している機能です。

「被写体を選択」を使ってみよう

今回のバージョンアップはCC 19.1から対応していますので、まずはPhotoshopのアップデートをしてください。アップデートができたら、何かしらの写真を開いてみてください。私は、インターネット・アカデミーインド支店のスタッフの何気ない一コマの写真を使ってみたいと思います。

使い方は非常に簡単です。これまでもPhotoshopに搭載されていた「クイック選択ツール」または「自動選択ツール」を選ぶと、ツールオプションバーに「被写体を選択(Select Subject)」ボタンが表示されます。もしくは、メニューの「選択範囲(Select)」>「被写体を選択(Subject)」からも同じ機能を呼び出すことができます。

写真を開いた状態で、「被写体を選択」ボタンをクリックしてみてください。数秒の分析時間を経て、被写体に合わせた選択範囲が作られるはずです。

まだまだ完璧な選択範囲というレベルまではいきませんが、まずは「被写体を選択」で大まかな選択範囲を作成して、そこから調整をかけていくというプロセスが今後、当たり前になっていくかもしれません。

そのほか、Photoshopの新機能を詳しく知りたい方は、Adobe公式サイトの新機能一覧をご確認ください。

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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