RWDで重要な「デバイス・ピクセル比」とは
2015.12.10

今回は上級者向けのお話で、RWD(レスポンシブWebデザイン)の肝とも言える「デバイス・ピクセル比」についてご紹介します。 デバイス・ピクセル比とは、1ピクセルの画像データをディスプレイが何ピクセルで表現するかを表す数値のことです。 今までは、1ピクセルの画像を1ピクセル分のディスプレイで表現するのが当たり前でしたね。 どういうことか順を追ってご紹介します。 まず背景としては、昨今のモバイル・スクリーンの高解像度化競争により、かつて72 ppi(1インチあたり72個のピクセルで表現すること)が最適と呼ばれた時代が、いまや400 ppi以上のスクリーンも市場に見られるようになってきました。 そうなると、これまで72 ppiを基準として作っていたWebサイトやコーディング・ルールも、すべて変え



