人工知能(AI)・フィンテックがテーマのセミナーを開催します!
2016年8月29日
インターネット・アカデミーでは、2016年9月21日(水)にLPI-Japanの協力を得て「次世代のオープンソース活用セミナー ~人工知能(AI)・フィンテック(Fintech)の市場動向~」を開催します。
本セミナーでは、日本における Linux技術者の技術力認定活動を通じてITプロフェッショナルの育成を目的として設立されたNPO法人LPI-Japanの成井理事長を講師にお招きし、最新トレンドである人工知能(AI)やフィンテックの市場動向を解説していただきます。
人工知能(AI)の可能性
最近の新聞では見ない日がほとんどない程、ホットなキーワードが「人工知能」と「フィンテック」です。
人工知能とは、コンピュータを使って、人間の知能のはたらき(学習・推論・判断など)を人工的に実現したものを言います。
比較的最新のキーワードのように思っている方も多いかもしれませんが、「人工知能」という名前は1956年にアメリカの科学者であるジョン・マッカーシーによって命名されていて、60年もの歴史があります。(ちなみに、ジョン・マッカーシーはLISPというプログラミング言語の開発者でもあります)
最近の話題では、将棋やチェスよりはるかに難しいとされる囲碁で、Google DeepMindによって開発された「AlphaGo」という人工知能が世界最強のイ・セドル棋士に勝ったというニュースがありました。
ほかにも、ロボットによる接客、自動株取引、医療分野など、幅広い業界やビジネスで人工知能が活用され始めています。
2015年には3兆7450億円だった日本の人工知能関連の市場規模は、5年後の2020年には7倍以上の23兆638億円に、2030年には86兆9620億円まで拡大し、様々な産業に影響が及ぶと予想されています。(出典:EY総合研究所『人工知能が経営にもたらす「創造」と「破壊」2015年』より)
フィンテックの可能性
FinTech(フィンテック)は、金融(Finance)と技術(Technology)を組合せた造語で、日本語では「金融IT」や、「金融テクノロジー」と略されることもあります。 フィンテックで最もイメージがわきやすいのがスマートフォンでクレジットカード決済ができるシステムではないでしょうか。iPhoneやAndroidに小さな器具を取り付けるだけでクレジットカード決済が出来る、Squareや楽天スマートペイなどが有名です。
その他にも、指紋をかざすだけで決済が完了できる仕組みなど、テクノロジーを活用した新しい金融サービスが次々に生まれてきています。
本セミナーの見どころ
上記の「人工知能」「フィンテック」という2つのトレンドのキーワードの共通項が、オープンソースです。 オープンソースは、ソースコード(プログラムの記述)を広く一般に公開し、誰でも自由に扱えるようにする考え方のことです。
人工知能やフィンテックで使われているオープンソースと、今トレンドとされている知識を学ぶことで、これからのエンジニアに求められるスキルを把握し、実務や就・転職活動に役立てることができるようになる、というのが本セミナーの魅力です。
しかも、インターネット・アカデミーの受講生・卒業生に限らず、誰でも参加できます。
プログラミングやエンジニア系の職種に興味がある方、最新のIT技術について学びたい方は、ぜひお気軽にご参加ください!
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