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Googleが2年ぶりのペンギンアップデートを実施!気になる変更点は?

2016年9月24日

Googleが2年ぶりのペンギンアップデートを実施!気になる変更点は?

米Google が昨日、2016年9月23日に2年ぶりになるペンギンアップデートを公式に発表しました。 まだしばらく対応まで時間がかかるとはいえ、今回のアップデートはすべての言語で一斉に実施されるとのこと。このタイミングで、ペンギンアップデートってなんだっけ?ということをおさらいしておきましょう。

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートとは、一言で言えば、Googleの検索エンジンのアルゴリズムの更新の1種です。 Googleによると、Googleの検索エンジンにおけるアルゴリズムは、200 以上の固有のシグナル(手がかり)に基づいて作成されています。

そのうちの1つに、Google の 品質に関するガイドライン に違反しているサイトについて、その掲載順位を下げるというアルゴリズムがあり、それを通称Penguin(ペンギン)と言い、その更新こそが「ペンギンアップデート」なのです。

ペンギンアップデートが行われることで、Google をだまして掲載順位を上げようとする悪質な虚偽ページはどんどん検索結果に表示されなくなっていく、というのがその仕組みです。

「ペンギンアップデート4.0」での変更点とは

2年ぶりの更新となった今回のペンギンアップデートは、「ペンギンアップデート4.0」と呼ばれています。 このペンギンアップデート4.0では、下記の2点が大きな変更点であるとして公式発表されています。

  • Penguin のアップデートがリアルタイムに変更
  • スパム全体に対して影響を与えるのではなく、スパムのシグナルに基づいてランキングを調整

アップデートがリアルタイムになるということは、GoogleがWebページをインデックス(発見)したとたんに、ペンギンに関わるシグナルを再計算するということ、そして2点目の変更点は、おそらくサイト全体での評価だったのが、ページごとに評価するというものではないかと考えられます。

ペンギンアップデートの対策

ペンギンアップデートは、先述した通り、不正に検索順位を操作しようとするウェブスパムを排除するための仕組みです。 しかし、「自社のサイトは、不正なことはしてないから」と思って無関係だと思うのは早計です。 なぜなら、様々な外部のサイトから、知らぬ間に貼られたリンクの内容が悪質であれば、それだけでペンギンのシグナルにひっかかり、評価が下がってしまうからです。

対策としては、「自社サイトについている全てのリンクをチェックし、低品質なリンクを否認する」ことが、必要です。リンクをチェックするのであれば、Google Search Console などで被リンクの状態をチェックしましょう。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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