IT人材育成が介護業界の人材不足を解消する切り札に！

2017年10月18日

介護業界ではIT化が進んでおらず、現在もアナログな業界と言われています。しかし、介護業界は深刻な人不足に直面し、IT導入による仕事効率化が最も期待されている業界でもあります。介護業界へのIT導入の可能性は今後どのように展開していくのでしょうか。

需要の拡大する介護業界

2025年以降から高齢者の割合は一気に増加し、2055年には全人口の約40％が65歳を超えると言われています。このような高齢者人口の増加を背景に介護業界は拡大を続けています。

しかし、拡大を続ける介護業界では深刻な人不足が問題となっています。介護施設では人が介護者を直接看なくてはならないため、人手が多く必要になるのです。今後も高齢者増え続け、介護業界はさらに人材不足が拡大します。

介護業界ではなぜIT化が進まなかったのか？

まず、介護業者にパソコンの技術のある職員が少ないということがあります。そのため、IT化に対応できるような人材が介護業界にはあまりいないのです。また、介護業界を志望するエンジニアも少なく、介護業界のIT化がなかなか進まないという現状になっています。

進みつつある介護業界のIT化

介護業界のIT化は現状としてはまだまだ遅れているのですが、介護業界のIT化に取り組む会社も出てきています。具体的にはITコンサルティングやコンピューターサポートを軸としたサービスを提供する会社があります。また、政府も介護業界でのITや介護ロボットの活用に取り組み始めており、徐々にではありますが介護業界にITが入りつつあるのです。