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マイクロソフトが発表した新デザイン言語「Fluent Design」とは?

2017年6月 3日

新デザイン言語の「Fluent Design」

5月にアメリカのシアトルで開催された「Microsoft Build 2017」で、マイクロソフトが新デザイン言語の「Fluent Design System (フルーエント・デザイン・システム)」を発表しました。

デザイン言語というと、Windows 8向けに作られた「Metro Design (メトロ・デザイン)」や、Google社の「Material Design (マテリアル・デザイン)」などを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

今回、マイクロソフトが発表したFluent Designは、コンセプト的にはMaterial Designに非常に似ているものがあり、ディベロッパーがマルチプラットフォーム上で同一のユーザーインターフェイスを開発できるようにすることが目的です。

特に、Fluent Designがこだわっているところは、見た目の統一を提供するのではなく、ユーザーのインタラクティブ性を重視しているところのようです。キーボードやマウスはもちろんのこと、ディスプレイのタッチ操作や、ペン、さらにはVRを意識して視線による入力もサポートすると言っています。

実は、このARやVRを意識している点が、Fluent Designの大きな特徴でもあります。GoogleのMaterial Designではあまり想定がされていない3D空間にも適合しているデザイン言語というのが、これからマイクロソフトがHololendsをはじめ、AR/VR、MRに力を入れていこうという意気込みが感じられますね。

Fluent Designは、まだ発表されたばかりで、具体的にアプリ等に使える段階ではありません。近々、具体的な仕様などがマイクロソフトから発表されるのを待ちましょう!

その前に、以下のFluent Designのイメージビデオを見て、想像を膨らませておきましょう!

本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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