アップル社が発表した「ARKit」とは?
2017年6月10日
米アップル社が毎年開催している技術者向けイベント「WWDC 2017」が今年も開催されました。iMac Proの発表や、新型iPad、MacBookシリーズのアップデートなど、色々と注目されたキーノートでした。
その中でも、技術者としての最注目ポイントは、iOS向けのアップル社純正のARフレームワーク「ARKit」の発表だったのではないでしょうか。ARのコンセプトは、もう何年も前からあったものですが、2016年から2017年にかけて、VRとともに非常に盛り上がりを見せています。Pokemon Go でARを使ったゲームが話題を呼び、スナップチャットをはじめとしたカメラアプリのフィルター機能などで技術者以外からも注目が集まってきていますね。
また、大手IT企業の多くもARへの取り組みを強化していることが伺えていました。グーグル社のGoogle Tangoや、マイクロソフト社のHoloLends、FacebookはARカメラプラットフォームを発表しています。今回、アップル社からiOS向けのARフレームワークが発表されたことで、より一層、ARのムーブメントがくるのではないかと想像されます。
ARKitは、Unity や Unreal Engine といった主要ゲームエンジンのサポートもしており、すでにプラグインが配布されています。インターネット・アカデミーのインド支店にあるxLabでも、ARやVRアプリの開発を行なっていますので、さっそくARKitを使ったデモコンテンツの作成をしてみたいと思います!
何れにしても、ARアプリを開発するには、まずはUnityの勉強からがおすすめです。インド支店では、7月31日から6週間のAR/VRアプリ開発ブートキャンプコースを開講予定です。詳しくは、インドIT留学 - Startup Ignition Program をご確認ください!
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