2017.02.12
2016年12月から試験的にAndroid版ChromeのWebVR対応が導入されていましたが、今回、Googleから正式にWebVRに対応したことが発表されました。 Experience Virtual Reality on the web with Chrome (Google公式ブログ) WebVRについては、これまでにも何度かメリットを書かせていただきましたが、一言で言うと、「アプリのインストール不要で、WebブラウザのみでVR体験ができる」ということです。これにより、1コンテンツ、1コンテンツがアプリ化されるのではなく、WebVRコンテンツのリンクURLさえ辿っていけば、Webブラウザー上で複数のVRコンテンツを行ったり、来たりすることができることになります。 WebVRとい
つづきを読む
2016.12.11
「WebVRフレームワーク「A-Frame」で3Dコンテンツを作成してみよう」でささくら先生が紹介をしていた「A-Frame」というWebVRフレームワークの導入方法を解説していきたいと思います。 A-Frameに関しては、ささくら先生の記事で紹介がされていますが、簡単に説明すると、Webブラウザー上でVR体験を実現するためにMozillaが開発を進めているフレームワークです。基本的に、裏側ではWebGLが使われていますので、コンテンツはcanvasタグ上に書き出されるという仕組みになっています。そのため、A-Frameをベースにコンテンツを制作していき、細かい動きやイベントの取り扱いに関しては、JavaScriptで処理をして行くということができます。 今回は第一回ということで、A-Fr
つづきを読む
2016.11.04
2016年は、VR(バーチャルリアリティ)元年と言われています。 このブログでも、様々なVRコンテンツやVRがどれだけ注目を集めているのかという情報について、紹介をしてきました。 ただ、VRというと、GoogleのCardboardのようなVRビューワーを使って見るもの、というイメージが強いかと思いますが、特別なビューワーなどのデバイスを使わなくとも、ブラウザ上でVRの体験をすることができます。 その表現技術を「WebVR」といいます。 ブラウザ上でVRを再現するという考え方ですから、当然私たちWebクリエイターが慣れ親しんだHTMLとJavaScriptだけで作ることができます。 WebVRフレームワーク「A-Frame」とは Webブラウザ上で3Dの表現をするための標準仕様に、「Web
つづきを読む
2016.10.30
前回の「VRコンテンツ制作ことはじめ - 360度カメラ編 -」に続き、今度は、VRコンテンツを制作するにあたり知っておくべきソフトウェアやテクノロジーをご紹介したいと思います。 Unity (ユニティー) Unityは、Unity Technologies社が開発するゲーム開発エンジンです。ゲーム開発業界では、すでに有名と言いますか、トップシェアを誇るソフトウェアであるため、ソフトウェアの知名度自体は非常に高いです。VRコンテンツ開発というのは、ゲーム開発のノウハウがそのまま活かされるため、VRブームの波に乗り、Unityにも注目が集まっています。 Unityは、Unityで作られたゲームなどを「Made with Unity」というコンテンツ上で公開しています。最近では、「Pokemo
つづきを読む