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Google検索、今後はモバイルサイトが評価の基準に

2016年10月22日

Google検索、今後はモバイルサイトが評価の基準に

米Googleが、2016年10月13日に行われたイベントで、今後Google検索について、数か月内にモバイルを優先したインデックスへ切り替える方針を発表しました。 このインデックス切り替えにより、今後はパソコンではなく、モバイルサイトの評価が自然検索結果の順位決定に大きく影響を与えることとなります。

Google インデックスとは

SEO用語としてのインデックス(index)とは、検索エンジンシステム(クローラー)がインターネットの世界を巡回し、収集したWebページのデータをデータベースに記録することを言います。
Webマーケティングの現場で耳にする言葉ですね。

SEOを考えるのであれば、まず自分が作ったWebサイトがインデックスされなければ、当然ながら自然検索結果に表示されることはありません。そのため、公開後に正しく、早くクローラーにインデックスされることが、SEO上大変重要なのです。

PC重視からモバイル重視へ

従来、Google は、PCサイトはもちろん、モバイルサイトの自然検索順位を決定する際にも、PC版サイトの評価を基準にしてきました。 しかし、今回のGoogleの発表によると、今後はモバイルサイトの評価が基準となってPCサイトの評価に影響を与えることになります。

現時点では、まだシステムとしての仕様や詳細な情報は分かっておらず、取り急ぎは従来通り「モバイルファースト」の考え方でWebサイトの制作・運用を行っていれば、大きな影響は出ないだろうといわれています。

とはいえ、今回のインデックス変更によって、モバイル対応やスマートフォンサイトの重要性がより高まったことは間違いありません。 今、スキルアップのために勉強中の方、これからWebデザインやWebマーケティングの勉強を考えている方は、スマートフォンサイト制作についても、早めにスキル習得を検討することをお勧めします。

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本ブログは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーの講師が運営するWebメディアです。 スクールの情報はもちろん、最新のWebデザイン・プログラミング・Webマーケティングについて役立つ情報をご紹介しています。

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現在、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発とインターネット・アカデミーのカリキュラム開発を担当する。

海外支店責任者として、アメリカとインド、日本を行き来する。5年間、マサチューセッツ工科大学のW3C本部に在籍し、HTML開発と普及活動を行ってきた経歴を持つ。

日本の新宿校、渋谷校インストラクター。主にWebマー ケティングとクリエイティブ系の授業を担当。

バンガロール校インストラクター。デジタルマーケティング が専門分野。

Google認定Webマーケティング講座の企画・開発に携わる。「PHPカンファレンス2011」で講演。「PHP公式資格教科書」の執筆など

バンガロール校支店長。Webプロデューサー、インストラクター、エリアマネージャを経て、現在はグローバル展開のビジネスディベロップメントを担当。

「W3C"HTML5 Tour"」での講演や、インド校にてWebデザイナーおよびチーフインストラクターを勤めた経歴を持つ、人気キャリアプロデューサー。

フランスにあるW3CのEUホスト、ERCIM(欧州情報処理数学研究コンソーシアム)に常駐し、Webの研究を行うインド人インストラクター。Webマーケティングに精通している。

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