2017.11.29
グーグルやアップル、マイクロソフト、フェイスブックなど、アメリカの大手IT企業が続々と参入しているVR/ARマーケットに、新たな参入者の登場です。 アマゾンが、プログラミング知識なしでVRやARコンテンツの作成を可能とするサービス「Amazon Sumerian」を発表しました。Sumerianは、アマゾンが提供しているクラウドサービスのAWS 内の一部のサービスとして提供されます。現在は、プレビュー版が公開されていて、AWSのアカウントがあれば利用が可能です。 Sumerianでは、既存のテンプレートを使用して、クリックアンドドラッグなどの直感的な操作のみで、VRやARコンテンツ用の3D体験を作成することができます。また既存のテンプレートだけではなく、FBXやOBJファイルといった独自の
つづきを読む
2017.06.21
先週の「アップル社が発表した「ARKit」とは?」の記事で、アップル社の新ARフレームワーク「ARKit」をご紹介しました。発表から2週間ほどのうちに、続々とディベロッパーがARKitを使ったアプリのビデオをYouTubeに公開しています。 Apple ARKit Extreme Tracking Test - ViewAR ARKitが位置座標を認識して、オブジェクトを配置していることが分かりやすい動画です。一度、オブジェクトが配置されると、一旦、別の部屋に移動して、また戻ってきたときにも、同じオブジェクトが同じ場所に配置されていることが分かります。 Apple ARKit Experiment: iPhone 8 In Real Life! 今年の9月に発表が噂されているiPhone
つづきを読む
2017.06.10
米アップル社が毎年開催している技術者向けイベント「WWDC 2017」が今年も開催されました。iMac Proの発表や、新型iPad、MacBookシリーズのアップデートなど、色々と注目されたキーノートでした。 その中でも、技術者としての最注目ポイントは、iOS向けのアップル社純正のARフレームワーク「ARKit」の発表だったのではないでしょうか。ARのコンセプトは、もう何年も前からあったものですが、2016年から2017年にかけて、VRとともに非常に盛り上がりを見せています。Pokemon Go でARを使ったゲームが話題を呼び、スナップチャットをはじめとしたカメラアプリのフィルター機能などで技術者以外からも注目が集まってきていますね。 また、大手IT企業の多くもARへの取り組みを強化
つづきを読む
2016.10.30
前回の「VRコンテンツ制作ことはじめ - 360度カメラ編 -」に続き、今度は、VRコンテンツを制作するにあたり知っておくべきソフトウェアやテクノロジーをご紹介したいと思います。 Unity (ユニティー) Unityは、Unity Technologies社が開発するゲーム開発エンジンです。ゲーム開発業界では、すでに有名と言いますか、トップシェアを誇るソフトウェアであるため、ソフトウェアの知名度自体は非常に高いです。VRコンテンツ開発というのは、ゲーム開発のノウハウがそのまま活かされるため、VRブームの波に乗り、Unityにも注目が集まっています。 Unityは、Unityで作られたゲームなどを「Made with Unity」というコンテンツ上で公開しています。最近では、「Pokemo
つづきを読む