2017.04.29
先週は、「Facebook Spacesで遊んでみました。」という記事で、Facebookが、毎年恒例の同社開発者向けイベント「F8 2017」にて、仮想空間でのネットコミュニケーションを実現するVR SNSの「Facebook Spaces」のベータ版をリリースしたことをご紹介しました。 もう一つ、同じくFacebookにより発表されたVR関連のニュースがあります。それは、WebVRコンテンツを開発するためのJavaScriptフレームワーク「React VR」です。FacebookのReactと聞くとピンとくる方もいらっしゃると思いますが、Reactというのは、Facebookが進めているWebアプリケーション開発用のJavaScriptフレームワークです。React自体は、Googl
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2017.02.20
みなさんは、VR(バーチャルリアリティ)の体験をしたことがありますか? VRの機器や映像の内容によって大小の違いはあれど、視覚と聴覚が別の世界に入り込んだようで、「異世界の疑似体験」をすることができます。 最近では、プレイステーションのVR対応や、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でVR技術を採用したアトラクションが登場するなど、VRを身近に体験できるようになりましたよね。 今日は、そんな今注目のVRに対応した動画を集めたサイト「VeeR」をご紹介します。 「VeeR」の使い方 「VeeR」に掲載されている動画をWebサイト上で閲覧した場合、マウスでドラッグすることで360°の景色を楽しむことができます。 また、スマートフォンからアプリを使用したり、Gear VRなどのヘッドセット
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2017.02.12
2016年12月から試験的にAndroid版ChromeのWebVR対応が導入されていましたが、今回、Googleから正式にWebVRに対応したことが発表されました。 Experience Virtual Reality on the web with Chrome (Google公式ブログ) WebVRについては、これまでにも何度かメリットを書かせていただきましたが、一言で言うと、「アプリのインストール不要で、WebブラウザのみでVR体験ができる」ということです。これにより、1コンテンツ、1コンテンツがアプリ化されるのではなく、WebVRコンテンツのリンクURLさえ辿っていけば、Webブラウザー上で複数のVRコンテンツを行ったり、来たりすることができることになります。 WebVRとい
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2016.12.11
「WebVRフレームワーク「A-Frame」で3Dコンテンツを作成してみよう」でささくら先生が紹介をしていた「A-Frame」というWebVRフレームワークの導入方法を解説していきたいと思います。 A-Frameに関しては、ささくら先生の記事で紹介がされていますが、簡単に説明すると、Webブラウザー上でVR体験を実現するためにMozillaが開発を進めているフレームワークです。基本的に、裏側ではWebGLが使われていますので、コンテンツはcanvasタグ上に書き出されるという仕組みになっています。そのため、A-Frameをベースにコンテンツを制作していき、細かい動きやイベントの取り扱いに関しては、JavaScriptで処理をして行くということができます。 今回は第一回ということで、A-Fr
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2016.10.30
前回の「VRコンテンツ制作ことはじめ - 360度カメラ編 -」に続き、今度は、VRコンテンツを制作するにあたり知っておくべきソフトウェアやテクノロジーをご紹介したいと思います。 Unity (ユニティー) Unityは、Unity Technologies社が開発するゲーム開発エンジンです。ゲーム開発業界では、すでに有名と言いますか、トップシェアを誇るソフトウェアであるため、ソフトウェアの知名度自体は非常に高いです。VRコンテンツ開発というのは、ゲーム開発のノウハウがそのまま活かされるため、VRブームの波に乗り、Unityにも注目が集まっています。 Unityは、Unityで作られたゲームなどを「Made with Unity」というコンテンツ上で公開しています。最近では、「Pokemo
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