2016.11.04
2016年は、VR(バーチャルリアリティ)元年と言われています。 このブログでも、様々なVRコンテンツやVRがどれだけ注目を集めているのかという情報について、紹介をしてきました。 ただ、VRというと、GoogleのCardboardのようなVRビューワーを使って見るもの、というイメージが強いかと思いますが、特別なビューワーなどのデバイスを使わなくとも、ブラウザ上でVRの体験をすることができます。 その表現技術を「WebVR」といいます。 ブラウザ上でVRを再現するという考え方ですから、当然私たちWebクリエイターが慣れ親しんだHTMLとJavaScriptだけで作ることができます。 WebVRフレームワーク「A-Frame」とは Webブラウザ上で3Dの表現をするための標準仕様に、「Web
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2016.07.10
前回の「プロ野球選手のボールをVRで体験できる!?」では、横浜DeNAベイスターズの取り組みを例に、スポーツ界でのVRの活用を紹介させていただきました。 今回は、音楽業界にスポットを当てていきたいと思います。音楽業界でのVR活用といえば、やはりミュージックビデオです。世界各地のアーティストが、すでに360度ミュージックビデオを公開しているので、幾つかご紹介していきたいと思います。 Avicii / Waiting for love スウェーデン出身のDJであり、音楽プロデューサーのティム・バークリング。彼の作品の一つであり、VRミュージックビデオとしてはもっとも有名なビデオの一つと言っても良いでしょう。円形に置かれたドアから次々に出てくるダンサーたちを右に左に首を動かしながら見るのがなんと
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2016.07.03
7月2日に第3回目のバンガロール・バーチャルリアリティ・ミートアップを開催しました。このミートアップでは毎回テーマを変えて、バーチャルリアリティの最新事情について参加者でディスカッションをしています。 今回のテーマは「マーケティングにおけるVRの活用」でした。いろいろな業界での使われ方などを紹介していたのですが、私個人的にオススメのコンテンツとして紹介したのが横浜DeNAベイスターズの「360 BAYSTARS」です。 スポーツの業界でもVRコンテンツが活用され始めていますが、ベイスターズの取り組みは世界的に見てもなかなか最先端を言っているのではないかなと思います。プロ野球選手の150kmを超えるスピードのボールをバッターボックスに立っている感覚で体験できたりします。6月25日には、VRを
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2016.06.10
ご無沙汰していました、海外から最新情報をお届けするニシャンツです! 今日は、Webブラウジングの未来について書こうと思います。 今皆さんは、空いた時間や何か調べるときに、PCやスマホでWebブラウジング、つまりネットサーフィンをよくされると思うのですが、 将来のWebブラウジングはそれだけにとどまりません。 近い将来、ヴァーチャル・リアリティーとWebが融合して、 全員がどこにいてもこんなふうにスクリーンメガネをかけて... 常時Webブラウジングをするようになるかもしれません。 現在Mozillaがヴァーチャル・リアリティーAPIの開発を進めており、 たとえばショッピングに行ったとき、 ほしい商品を手に入れたときの様子をヴァーチャル・リアリティーで その場で体験できるようになるかもしれま
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2016.05.07
皆さま、GWはどこかへおでかけになられましたか? 今日は、訪日外国人向けプロモーションとして作られたANAのコンテンツ「IJC MUSEUM」をご紹介します。 このサイトは、建築家の監修のもと設計されたVR(バーチャルリアリティー)空間で、超高精細データの日本の芸術家の作品を360度、自由に鑑賞することができます。 作品を閲覧できるアーティストは、草間彌生やアートユニットの「Nerhol」など。アーティスト、作品共に今後も更新されていくとか。 VRで楽しむアート作品だからこそ、まるで美術館にいるかのようにアート作品を楽しむことができます。 今年はVR元年と言われているからこそ、今後もどんどんVRを使ったWebコンテンツは増えていく事でしょう。 GW、どこかへでかけた方もそうでない方も、ぜひ
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2016.03.21
バーチャルリアリティ(以下、VR)は、ここ最近、IT業界内でよく聞かれるようになってきたキーワードで、Oculus Riftと言ったVRを体験出来るヘッドセットが正式リリースされることでも注目を集めています。 VRというコンセプトは、ずっと昔から存在しています。ここ数年では、VRに取り組む企業が増えてきて、SamsungのGear VRや、GoogleのGoogle Cardboardなどが有名です。先述のOculus Riftを開発しているOculus社はFacebookにより約2,000億円で買収されたことでも注目を集めました。 VRの使用される場所として想定されるのはゲーム業界、ヘルスケア、不動産など様々なところが想定されています。 ゲームでいうと2016年10月にはPlaystat
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