2018.01.06
有望な新人が次々と現れた将棋界はメディアから注目されることが多くなっています。 最近では将棋で史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治さんと囲碁で2度目の七冠独占を果たした井山裕太さんに対する国民栄誉賞が正式決定したことが話題になっています。 その少し前はAIによる将棋の対局が話題になっていたことは覚えていますか。 AIは日々進歩をしており、その速度は私たちが想像を絶する速さで行われています。 今回は、AIが将棋やその他のボードゲームにおいてどれほど発展しているのかを詳しく話していこうと思います。 ついに囲碁AIが登場! チェスAI、将棋AIに続いて囲碁AIも登場し始めました。このことについてあまりピンとこない人も多いかもしれませんね。もとからチェスAIや将棋AIが存在していました。しかし、
つづきを読む
2017.12.22
12月1日に世界的に有名な通信機器メーカーであるHuawei(ファーウェイ)がデバイス本体のデータ処理装置であるプロセッサーにAIを内蔵した、新世代スマートフォン"HUAWEI Mate 10 Pro"を発売し、今世間で注目を集めています。現代社会の必需品であるスマホのAI化こそITをより発展させる重要な一歩となるのではないでしょうか。 なぜこれほどHUAWEI Mate 10 Proは注目されているのか? 今までのスマートフォンにもAIの機能が使われていたはずなのになぜHUAWEI Mate 10 Proはこれほど注目を集めているのでしょうか。それはAIの搭載の仕方が関係しています。 例えばiPhoneのAI機能はクラウドで処理されていました。これによりプロセッサーに負担をかけず、スマホ
つづきを読む
2017.07.31
近年では、サービス業を中心に慢性的な人手不足が起こっているといわれています。 マンションの管理人も他の業種と同じく深刻な人手不足に悩まされていますが、その実情はほとんど知られていません。 マンション管理事業を担う大京アステージは、こうした問題に対して、 「AI管理員」「AIコンシェルジュ」の年内開始を目指し、実証実験を行うことを明らかにしています。 その試みは、AIがマンションの住民の質問に答えるというもの。 時間帯を気にせず、質問できることで、管理人の負担削減を目指します。 人手不足のマンション管理人 総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によれば、東京の都心において、 持家、借家と問わず、およそ70.2%の住民がマンションのような共同住宅で生活しています。 参考 国土交通省「平成28
つづきを読む
2017.07.19
横浜市では、NTTドコモと共同で、捨てたいものを入力するだけでゴミの分別・処理方法を教えてくれるチャットボット 「イーオのゴミ分別案内」の実証実験を行われています。SNSで友人とチャットのやり取りをするような気軽さで、 ゴミ分別について質問できるようになっています。この取り組みから読み取れるAI(人工知能)の可能性とはどのようなものでしょうか。 「イーオのゴミ分別案内」の特徴 「イーオのゴミ分別案内」では、どのようにゴミの種類を判別しているのでしょうか。 このサービスには3つの特徴があります。 1つ目はチャットで投稿された文章からゴミの種類を的確に判断できること、 2つ目はゴミ処理の手数料も把握していること、 3つ目は捨てたいものの素材、サイズからでも捨て方を案内できることです。 「イーオ
つづきを読む
2017.04.16
みなさん、絵を描くのは得意ですか? パソコン上でイラストを描くツールといえば、AdobeのIllustratorなどがすぐに思いつきますが、最近では、HTMLのCanvas APIのおかげで、ブラウザ上でお絵かきができるツールも増えてきました。 そんな中、Google が新たなお絵かきツールを発表しました。それは、「AutoDraw」というツールで、機械学習のアルゴリズムをベースとしたお絵かきツールです。ユーザーが手描きしたイラストから、AIがユーザーの描きたい絵を判断して、本職のデザイナーが書いたイラストを提案してくれるという仕組みです。どんなに絵心がなくても、サクサクと絵がかけてしまう、ステキなツールだと思います。 AutoDrawは、ブラウザベースのツールですので、スマートフォンやタ
つづきを読む
2016.12.19
いよいよ今週末はクリスマスですね! 世のプログラマー・エンジニアにとっては、クリスマスが近づくにつれ、アドベントカレンダーが盛り上がっていく時期というイメージのある方も多いのではないでしょうか。 実際に、12/25に向けていろいろなアドベントカレンダーが公開・更新されています。 今日は、そんな2016年版アドベントカレンダーについてのご紹介です! アドベントカレンダーとは アドベントカレンダーとは、本来、12月1日から24日のクリスマスを待つまでの間、1日に1つずつ穴をあけることができるようになっているカレンダーのことです。中にお菓子が入っていることもあり、子供たちは毎日毎日カレンダーに穴をあけることで、クリスマスへの期待で胸がいっぱいになっていくのです。 歴史は古く、19世紀初頭のドイツ
つづきを読む
2016.10.13
今、世界の証券取引所の約80%の基幹システムではLinuxが使われています。 オープンソースのOSであるLinuxが、最重要システムを動かしているのはなぜなのでしょうか? また、今話題になっている「人工知能(AI)」や「フィンテック(Fintech)」も、オープンソースが使われているといいます。 そんな、オープンソースの重要性と、最新の動向について、NPO法人LPI-Japanの理事長である成井弦氏にセミナーで教えていただきました。 オープンソースの重要性と、日本人技術者に求められるスキルとは 2016年9月21日(水)、インターネット・アカデミー渋谷校にて、LPI-Japanの理事長である成井弦氏にお越しいただき、「次世代のオープンソース活用セミナー ~人工知能(AI)・フィンテック(F
つづきを読む
2016.08.29
インターネット・アカデミーでは、2016年9月21日(水)にLPI-Japanの協力を得て「次世代のオープンソース活用セミナー ~人工知能(AI)・フィンテック(Fintech)の市場動向~」を開催します。 本セミナーでは、日本における Linux技術者の技術力認定活動を通じてITプロフェッショナルの育成を目的として設立されたNPO法人LPI-Japanの成井理事長を講師にお招きし、最新トレンドである人工知能(AI)やフィンテックの市場動向を解説していただきます。 人工知能(AI)の可能性 最近の新聞では見ない日がほとんどない程、ホットなキーワードが「人工知能」と「フィンテック」です。 人工知能とは、コンピュータを使って、人間の知能のはたらき(学習・推論・判断など)を人工的に実現したものを
つづきを読む
2015.11.12
Microsoftの人工知能(AI)開発チーム「Project Oxford」が、人の表情から感情を読み取る技術を開発しました。 イギリスで11月11日に行われたイベント「Future Decoded 2015」にて披露があり、すでにそのツールはオンライン上でも「Emotion Demo」として発表され、私たちも使用することができます。 デモツールにアクセスをすると、左側に写真の表示スペースがあります。 人物の表情に青い枠が表示されているので、マウスオーバーしてみてください。 すると、その表情に対し、Anger(怒り)・Contempt(軽蔑)・Disgust(不愉快)・Fear(恐れ)・Happiness(幸福)・Neutral(無関心)・Sadness(悲しみ)・Surprise(驚き
つづきを読む