2018.01.31
1月24日にAdobeが発表したPhotoshopのアップデートで、「被写体を選択」という機能が追加されました。この機能には、「Adobe Sensei」というAdobeが開発した人工知能が利用されています。 Adobe Senseiは、クリエイティビティ、ドキュメント、マーケティング各分野での数十年の知識を集約し、高解像度画像から顧客のクリック操作まで、何兆ものコンテンツとデータアセットすべてを、統合AI機械学習フレームワークに関連付けています。数百万ものアセットの画像マッチングから文書の意味と感情の解釈、重要な顧客セグメントの詳細な絞り込みまで、すべてAdobe Senseiが解決します。 Adobe Webサイトより引用 今回、搭載された「被写体を選択」機能は、まさに機械学習の賜物と
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2018.01.06
有望な新人が次々と現れた将棋界はメディアから注目されることが多くなっています。 最近では将棋で史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治さんと囲碁で2度目の七冠独占を果たした井山裕太さんに対する国民栄誉賞が正式決定したことが話題になっています。 その少し前はAIによる将棋の対局が話題になっていたことは覚えていますか。 AIは日々進歩をしており、その速度は私たちが想像を絶する速さで行われています。 今回は、AIが将棋やその他のボードゲームにおいてどれほど発展しているのかを詳しく話していこうと思います。 ついに囲碁AIが登場! チェスAI、将棋AIに続いて囲碁AIも登場し始めました。このことについてあまりピンとこない人も多いかもしれませんね。もとからチェスAIや将棋AIが存在していました。しかし、
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2017.12.08
最近人工知能という言葉が至る所で聞かれるようになりました。その中でも特に人工知能の根幹を成し、人工知能の急速な発展を支えるディープラーニングという技術が注目されています。今回はそんな大注目のディープラーニングについてご紹介したいと思います。 最近人工知能という言葉が至る所で聞かれるようになりました。その中でも特に人工知能の根幹を成し、人工知能の急速な発展を支えるディープラーニングという技術が注目されています。今回はそんな大注目のディープラーニングについてご紹介したいと思います。 ディープラーニングとは何か? ディープラーニングとは、人間が行うタスクをコンピューターに学習させる機械学習の一つです。ディープラーニングを活用した代表的な例としては、囲碁や将棋、チェスにおける人間とコンピューターの
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2017.08.11
2020年の東京オリンピックに向けて国内で様々な準備が進められていますよね。五輪に向けて、 年々日本を訪れる外国人の方が増加しています。海外の方が日本で初めに訪れるのは空港ですが、 そこは最先端のIT技術が凝縮されています。今回は、どのような最先端技術が空港に導入されているのか、見てみましょう。 入国は、顔パス!?顔認証でスムーズな手続きを実現 「海外旅行も終わり、無事に日本に帰国。飛行機を降りて、ゲートに向かうと、 目の前には入国審査のために長蛇の列が・・・」なんて経験をされた方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 スムーズな入国手続きを実現するために導入が検討されているのが、「顔認証ゲート」。 このゲートでの手続きは、パスポート読み取り機でICチップを読み込み、その場で顔写真を
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2017.07.31
近年では、サービス業を中心に慢性的な人手不足が起こっているといわれています。 マンションの管理人も他の業種と同じく深刻な人手不足に悩まされていますが、その実情はほとんど知られていません。 マンション管理事業を担う大京アステージは、こうした問題に対して、 「AI管理員」「AIコンシェルジュ」の年内開始を目指し、実証実験を行うことを明らかにしています。 その試みは、AIがマンションの住民の質問に答えるというもの。 時間帯を気にせず、質問できることで、管理人の負担削減を目指します。 人手不足のマンション管理人 総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」によれば、東京の都心において、 持家、借家と問わず、およそ70.2%の住民がマンションのような共同住宅で生活しています。 参考 国土交通省「平成28
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2017.07.24
近頃では、就職活動の在り方が変化していますが、AIが就職活動に本格的に導入されるとますます変化に拍車がかかるかもしれません。 ソフトバンクではすでに「IBMワトソン」というAIを導入し、就活生のES(エントリーシート)を評価することを公表している一方で、 流通・小売・サービス等を行うメーカーに向けた採用コンサルティングのT&A(タレント&アセスメント)は「AI面接官」を導入するに至っています。 企業のこうした就職活動におけるAIの導入にはどのような背景があるのでしょうか。 AIが就職活動を効率化 企業が新入社員の選考・採用段階でAIを導入し始めているのは、やはり効率化のためであるといえます。 例えば、ESの選考段階でも、評価基準が統一でき、時間も大幅に短縮できます。ソフトバンクでは、「ワト
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2017.07.19
横浜市では、NTTドコモと共同で、捨てたいものを入力するだけでゴミの分別・処理方法を教えてくれるチャットボット 「イーオのゴミ分別案内」の実証実験を行われています。SNSで友人とチャットのやり取りをするような気軽さで、 ゴミ分別について質問できるようになっています。この取り組みから読み取れるAI(人工知能)の可能性とはどのようなものでしょうか。 「イーオのゴミ分別案内」の特徴 「イーオのゴミ分別案内」では、どのようにゴミの種類を判別しているのでしょうか。 このサービスには3つの特徴があります。 1つ目はチャットで投稿された文章からゴミの種類を的確に判断できること、 2つ目はゴミ処理の手数料も把握していること、 3つ目は捨てたいものの素材、サイズからでも捨て方を案内できることです。 「イーオ
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2017.04.16
みなさん、絵を描くのは得意ですか? パソコン上でイラストを描くツールといえば、AdobeのIllustratorなどがすぐに思いつきますが、最近では、HTMLのCanvas APIのおかげで、ブラウザ上でお絵かきができるツールも増えてきました。 そんな中、Google が新たなお絵かきツールを発表しました。それは、「AutoDraw」というツールで、機械学習のアルゴリズムをベースとしたお絵かきツールです。ユーザーが手描きしたイラストから、AIがユーザーの描きたい絵を判断して、本職のデザイナーが書いたイラストを提案してくれるという仕組みです。どんなに絵心がなくても、サクサクと絵がかけてしまう、ステキなツールだと思います。 AutoDrawは、ブラウザベースのツールですので、スマートフォンやタ
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2016.10.13
今、世界の証券取引所の約80%の基幹システムではLinuxが使われています。 オープンソースのOSであるLinuxが、最重要システムを動かしているのはなぜなのでしょうか? また、今話題になっている「人工知能(AI)」や「フィンテック(Fintech)」も、オープンソースが使われているといいます。 そんな、オープンソースの重要性と、最新の動向について、NPO法人LPI-Japanの理事長である成井弦氏にセミナーで教えていただきました。 オープンソースの重要性と、日本人技術者に求められるスキルとは 2016年9月21日(水)、インターネット・アカデミー渋谷校にて、LPI-Japanの理事長である成井弦氏にお越しいただき、「次世代のオープンソース活用セミナー ~人工知能(AI)・フィンテック(F
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2016.08.29
インターネット・アカデミーでは、2016年9月21日(水)にLPI-Japanの協力を得て「次世代のオープンソース活用セミナー ~人工知能(AI)・フィンテック(Fintech)の市場動向~」を開催します。 本セミナーでは、日本における Linux技術者の技術力認定活動を通じてITプロフェッショナルの育成を目的として設立されたNPO法人LPI-Japanの成井理事長を講師にお招きし、最新トレンドである人工知能(AI)やフィンテックの市場動向を解説していただきます。 人工知能(AI)の可能性 最近の新聞では見ない日がほとんどない程、ホットなキーワードが「人工知能」と「フィンテック」です。 人工知能とは、コンピュータを使って、人間の知能のはたらき(学習・推論・判断など)を人工的に実現したものを
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2015.11.23
インターネット・アカデミーは、12月6日(日)に「ビッグデータを活用!Webと電話の連携システム開発セミナー」を開催します。 ちなみに、このセミナーはWebプログラミング(JavaScript,Perl,PHP,Java等のいずれか)に触れたことがある方であれば、どなたでも参加頂けるとってもお得な無料セミナーです! 今回のセミナーの内容 アプリ開発・実行基盤を提供するIBMのクラウドサービス「IBM Bluemix」を活用し、音声の自動応答システムの開発が体験できる実践型のワークショップです。 IBMが開発した音声認識API「Watson」と、Webから電話を簡単に操作できるAPI「Twilio」を組み合わせることで、利用者の音声による質問をシステム側が認識し、大量のビッグデータの中から適
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2015.11.12
Microsoftの人工知能(AI)開発チーム「Project Oxford」が、人の表情から感情を読み取る技術を開発しました。 イギリスで11月11日に行われたイベント「Future Decoded 2015」にて披露があり、すでにそのツールはオンライン上でも「Emotion Demo」として発表され、私たちも使用することができます。 デモツールにアクセスをすると、左側に写真の表示スペースがあります。 人物の表情に青い枠が表示されているので、マウスオーバーしてみてください。 すると、その表情に対し、Anger(怒り)・Contempt(軽蔑)・Disgust(不愉快)・Fear(恐れ)・Happiness(幸福)・Neutral(無関心)・Sadness(悲しみ)・Surprise(驚き
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