インターネット・アカデミー オフィシャルブログ
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タグ:Nishanth

遠距離恋愛とテクノロジー

2016.10.14

「パートナー」と呼べる相手にはやっぱり面と向かって会いたいものですよね。 心理学的にも、「会いたいけれど会えない」などというところからくる感情的な抑圧や、日常的に活動を共にするのが難しいと言う日常的な側面などから、カップルにとって物理的な近距離というのはやはり大切らしいです。 ただ、近年テクノロジーの発達によって、遠距離恋愛になってしまっても、既婚のカップルであれば単身赴任や出張になったりしてしまっても、SkypeやLINEのビデオ通話など、お互いの顔を合わせて話が出来るようにはなりました。 現在のテクノロジーはさらに進んできており、遠距離の関係にあっても、物理的に近くにいるという感覚を助けるプロダクトが開発されています。 今日ここで紹介したいのが、『Pillow Talk』。 このPil

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ビットコインとは?ビットコインの可能性

2016.09.16

先日、国連がアフリカでのビットコインの普及を目的に、「A super tech geek」(ITオタク)をボランティアに募集していました。 日本でもビットコインは貨幣として認定されてはいるものの、まだまだ普及率は低いですが、アメリカ、カナダ、メキシコ、イタリア、インドネシアなど、発展途上国も含め世界中で大きく普及してきています。 新しい決済システムであり、お金に関わることなのでなかなか手を出しにくいかもしれませんが、ビットコインは大きな可能性を秘めています。 ビットコインとは ビットコインは世界中で共通して使える通貨であり、もちろん通貨単位も世界共通で主にBTCが使われます。 ビットコインを日本円に換算したときの価格は常に変動しますが、2016年9月13日現在の1BTCは61,178.2円

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バーチャルリアリティーと視覚障がい者

2016.07.01

バーチャルリアリティーと言ったら、みなさん3D映像を思い浮かべるかもしれません。 しかし、バーチャルリアリティーは、日本語に直訳すると「仮想現実」という意味です。 視覚に限られた技術ではありません。 聴覚や触覚、さらには嗅覚に働きかけるバーチャルリアリティーの開発も進められています。 今回は聴覚に訴えかける、視覚障がい者のためのバーチャルリアリティーに焦点を当ててみたいと思います。 聴覚に訴えかける3次元音響 このバーチャルリアリティーを体験するには、スクリーンメガネをかけるのではなく、 ヘッドホンを使用します。 そこで使われているのは、3次元音響(立体音響、3D音響とも呼ばれる)。 音の大きさだけでなく、3次元的な音の方向や距離、広がりなどを表現することができます。 この3次元音響バーチ

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Webブラウジングの未来

2016.06.10

ご無沙汰していました、海外から最新情報をお届けするニシャンツです! 今日は、Webブラウジングの未来について書こうと思います。 今皆さんは、空いた時間や何か調べるときに、PCやスマホでWebブラウジング、つまりネットサーフィンをよくされると思うのですが、 将来のWebブラウジングはそれだけにとどまりません。 近い将来、ヴァーチャル・リアリティーとWebが融合して、 全員がどこにいてもこんなふうにスクリーンメガネをかけて... 常時Webブラウジングをするようになるかもしれません。 現在Mozillaがヴァーチャル・リアリティーAPIの開発を進めており、 たとえばショッピングに行ったとき、 ほしい商品を手に入れたときの様子をヴァーチャル・リアリティーで その場で体験できるようになるかもしれま

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今年はVR元年!

2016.03.21

バーチャルリアリティ(以下、VR)は、ここ最近、IT業界内でよく聞かれるようになってきたキーワードで、Oculus Riftと言ったVRを体験出来るヘッドセットが正式リリースされることでも注目を集めています。 VRというコンセプトは、ずっと昔から存在しています。ここ数年では、VRに取り組む企業が増えてきて、SamsungのGear VRや、GoogleのGoogle Cardboardなどが有名です。先述のOculus Riftを開発しているOculus社はFacebookにより約2,000億円で買収されたことでも注目を集めました。 VRの使用される場所として想定されるのはゲーム業界、ヘルスケア、不動産など様々なところが想定されています。 ゲームでいうと2016年10月にはPlaystat

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はじめてのThanksgiving Day

2015.11.29

アメリカの11月第4週の木曜日は、「Thanksgiving Day(感謝祭)」です。今年の場合は、11月26日がその日でした。元々はマサチューセッツ州に入植したイギリス人が、始めて農作物を収穫できた際に、それを記念して祝いの祭りを開催したのが始まりだと言われています。 このThanksgiving Dayでは、ターキーを食べるのが慣習の為、前日のスーパーはターキーだらけになります。噂では聞いていましたが、普段のスーパーとの雰囲気が違い不思議な感覚を覚えました。他にもThanksgiving Dayならではのデザートなんかもいろいろとあり、トップの写真にもあるようなターキーをモチーフにしたチョコレートもあったりします。そして、この日は多くの人が家族と一緒に過ごすそうで、アメリカの国内線が一

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ISO 27001 - 情報セキュリティの国際基準認定を受けました

2015.08.09

インターネット・アカデミーのインド支店では、セキュリティ環境を整えるために、今年の3月からISO 27001の認定を受けるための準備をしてきました。そして、先日、無事に認定を受けることができました。ISO 27001というのは、情報セキュリティ管理に関する国際標準で、日本でいうところのプライバシーマークと似たような位置付けです。 インド支店では、インターネット・アカデミーとしての教育事業だけではなく、Webサイト制作やソフトウェア開発も行っています。特にインドの大企業から開発案件を受託する場合には、情報セキュリティ管理に関する厳しい質問やチェックを受けることが多くあります。その際に、このISO 27001の認定を受けているということはとても大きな武器となります。 インド支店の役割としては、

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jQuery Conference Bangaloreに参加してきました

2015.07.26

普段はボストンから記事を更新している私ですが、今は、インドに一時的に帰ってきます。先週、山田先生の「8月3日、インド校でW3Cとの共催セミナー開催決定!」という記事でも紹介をされていた通り、W3Cとのセミナーがあるため、こちらに戻ってきています。 ご存知の通り、バンガロールはITのマーケットが急拡大をしています。それを証明するかのように、世界のIT先進都市で開催されてきたIT技術者向けイベントがバンガロールにやってくるようになりました。 今週7月23日~25日には、「jQuery Conference Bangalore」が開催されまして、私がみた限りでは400名近いバンガロールのWeb技術者が集まっていました。私がボストンに出発した半年前には、このような大きなイベントはまだ開催していませ

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構造化データのマックアップ実践編!vol.2

2015.04.13

前回記事では、検索エンジンの検索結果に表示されるリッチスニペットの話の流れから、文章に「属性」を与えるMicrodataについて解説をしました。 今回は、Microdataの解説中に出てきたitemtype="http://schema.org/Event"とは何を示しているものなのか、少しご紹介をしていきたいと思います。 Google、Yahoo!、Microsoftが共同で進めるイニシアチブ そもそも、URLにも記されているschema.orgとはいったい何なのでしょうか。schema.orgは、Google、Yahoo!、Microsoftの3社の共同で作られたセマンティックウェブを推進するための団体です。ご存知の通り、上記3社は検索大手の3社ですので、このschema.orgの活動

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リッチスニペットで使える「構造化データ」マークアップ実践 vol.1

2015.04.10

昨日、一昨日と、ささくら先生がリッチスニペットについての記事を書いていましたね。今日は、そのリッチスニペットを表示させるために必要な「構造化データ」について、私が簡単にご紹介したいと思います。 「構造化データ」を埋め込むには、MicrodataやRDFaといった技術を使うことができます。このMicrodataやRDFaという技術も、実はW3Cが標準化を進めている技術なのです。 そもそもMicrodataとは!? Microdataは、文書の意味や、その属性を設定できるものです。たとえば、「2015年4月9日」という日付がWebページ上にあるとします。これは、HTML5のtime要素を使えば「日付」であることは明示できますが、果たしてその日付が何を意味するのかは伝えることはできません。しかし

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チャールズリバーの氷はいつとける?

2015.03.29

カレンダーを見ていると、もうそろそろ春になってもいい頃ですが、ボストンはまだ雪が降っています。トップの写真は、MIT側から見たチャールズリバーとボストンの景色です。風が強く、雪も降っていたので曇り空ですが、川に注目してみてください。ボストンのチャールズリバーが冬になると凍るということは、もしかしたら山田先生の以前の記事でご存知の方も多いかもしれません。3月ももう終わりに差し掛かっているこの時期はどうかというと、半分は氷も溶けていますが、まだ半分は凍っているという状態です。この時期は、春と冬を行ったり来たりしているボストンです。 さて、私の最近のボストンでの活動といえば、W3Cが主幹事となって運営をしているWebPlatform.orgというWebサイトで、HTML5のチュートリアルを書いて

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W3Cでの勤務を開始しました

2015.02.05

これまで、インドからWebの情報を書いてきましたが、2月からボストンラボに異動し、MIT/W3Cの客員研究員として勤務することになりました。インドで生まれ育った私にとっては、雪を見ることも初めてで、ボストンの毎日は新鮮な日々です。もともとの予定では、1月26日の月曜日からMITで仕事を始める予定でしたが、先週、山田先生がブログ記事を書いている通りの暴吹雪でMITでの仕事開始がずれ込んでしまいました。 W3Cでの業務は、主にWebPlatform.orgという、W3Cをはじめアメリカの名だたるIT企業が協賛しているWebサイトの運営を中心に行っていきます。W3Cが日々、仕様策定をしている新しい技術やAPIが出てきたときには、その内容をWebPlatform.orgに記載していきますので、最新

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TPAC 2014で経験したこと

2014.12.22

TPAC(Technical Plenary and Advisory Committee)は一年に一回、W3C (World Wide Web Consortium)によって開かれる会合です。 W3Cに参画している全ての組織が会合に参加し、抱えているさまざまな問題をそれぞれの分野ごとに徹底的に話し合います。 今回、さまざまなグループを見学させていただき、現在発生している問題や、将来起こりうるであろう問題について多くを学ぶことができました。 また、今回のTPACはW3Cの設立20周年を記念するものでもありました。 まずはじめに、どのように議論が行われていたかを説明します。大きくわけて二種類の話し合い方がありました。 ワーキンググループとブレイクアウトセッションです。 ワーキンググループでは、

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インターンシップはビジネスの世界への第一歩

2014.11.08

私たちは、人生の中でいつも選択を迫られています。たとえば、どんな仕事があなたに向いているのか?という職業の選択について、最良の決断をするにはどうしたらいいでしょうか?今 日のIT産業を見てみると、ある特定の分野でさえ、最近では幅広い専門技能を求められるということが少なくありません。データアナリシスト、フロントエン ドまたはバックエンドWebデベロッパー、サイバーセキュリティエンジニア、UIまたはUXデザイナーなど、どれを選ぶか、あなたの選択肢は無数にありま す。では、あなたが選んだ職種が、あなたに完全に合っているかどうかを知るには、どうしたら良いのでしょうか?急速に変化するグローバルマーケットの要求に応えるために、あなたはどのように準備をしますか?学 生が大学で教え込まれているスキルセット

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進化する雇用市場

2014.10.27

新技術の台頭とスマートフォン利用者数の急増に伴い、プログラマーやデべロッパーが成長する雇用市場のなかで今やもっとも需要のある職種の一つとなっていることは、もはや驚くことではありません。しかしながら、企業が求めているものと新卒のあいだには、ギャップが存在します。 今日では、私たちは継続的なテクノロジーの進歩と、そのコードが創り出す技術もまた進化している中で暮らしているため、雇用者は最新の言語に精通していて適応性があるプログラマーを求めています。これが意味することは、あなたが大学で学んだことだけでは、現在の雇用者の要求を満たすのには十分ではないかも知れないということです。 2014年にGlassdoorにより実施された調査によると、調査に回答した従業員の約72%が、雇用を確保する上では特定のス

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ユーザーエクスペリエンス(UX)のためのデザイン

2014.09.22

Webデザインに関することで最も重要なことの一つは、一流のユーザーエクスペリエンスを保証することです。絶対的にすばらしく、ユニークなサイトをデザインすることができたとしても、もしユーザーエクスペリエンス(UX)が欠けていると、Webサイトのアクセス数やクリック率に深刻な影響がでてしまいます。Webサイトを読み込む際に、ユーザーが抱えている一つひとつの疑問にすべて答えてあげることが重要です。「連絡先はどこだろう?」「アカウント登録はどのようにすればいいのだろう?」「私の知りたい答えはどこにあるだろう?」といったものです。もしこれらの疑問に明確かつすぐに答えられない場合、ユーザーは不満を抱えて、そのページを離れていってしまうことでしょう。たとえ現在のデザインが視覚的に魅力的であったとしても、U

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レスポンシブWebデザインとグローバルマーケットにおけるその重要性

2014.08.25

事実:2014年時点において、世界に17.5億人のスマートフォンユーザーが存在します。 事実:インドは1億1700万人という世界第3位のスマートフォンユーザー数を誇る国です。 レスポンシブWebデザインとは、スマートフォンやその他のモバイル機器などの画面サイズに合わせて提供されるWebサイトのデザインのことです。実際に、デスクトップPCの画面に合わせてデザインされたWebサイトは、モバイルユーザーに対してはとても小さく、見えづらいものです。 インターネット・アカデミーのインドのWebサイトへのトラフィックをモニタリングしてみて分かることは、全体のおよそ50%のユーザーはモバイル機器を通じて私たちのサイトへアクセスしているということです。これは驚異的なユーザー数です。ユーザーは情報に素早くア

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インドにおけるデジタルマーケティングの必要性

2014.07.28

みなさん、こんにちは。私の名前はニシャンツ、現在インターネット・アカデミー バンガロール支店でWebディベロッパー、そしてIAのデジタルマーケティング戦略担当として働いています。 私はニュージーランドのマッセー大学で機械工学分野のエンジニアリングを勉強しました。ニュージーランドで勉強したあと、2012年にバンガロールに来ました。 正直に言うと、私は機械工学の分野での仕事を探すことには興味を持てませんでした。そんなとき幸運にもインターネット ・アカデミーがインドで最初の支店をバンガロールに開校することを知りました。 ホームページとグラフィックのコースを終了したあと、私はフリーランスとしての活動を始めました。私の友達の一人がアクアリウム用品の会社のマネージングディレクターをしていたので、その彼

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